書籍:投資戦略の発想法2010

私は大学の時に、ロバート・キヨサキ氏著作の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、
「自分でお金の為に働くのではなく、自分の為にお金に働かせなければならない」
という考え方に出会って感銘を受けて以来、ウォーレン・バフェットや
ピーター・リンチ等、国内外の色々な投資の本を読んで来ました。
その後、どの本も言っていることはほとんど同じだな、というのが分かってきたので、
最近では投資本を手にすることは無かったのですが、ひさしぶりに何気なく買って読んでみたのが、
表題の「投資戦略の発想法2010」でした。

この本には、特に真新しい投資理論や「これであなたもらくらく3億円稼げます」の様な
パッと見、購入意欲を煽るような内容は書かれていません。しかし、

「個人投資家の投資戦略の基本は、①長期継続、②極力分散、③低コスト、
④シンプルの4点に総括することが出来ます。」

「投資パフォーマンスに一喜一憂して、興奮したり深刻に悩んでしまうようなら、
あなたの投資のやり方は絶対にまちがっています。
-中略-
安らかな眠りを邪魔するような投資のやり方は、理論的にどう正当化されようと、
誤っています。投資の成果に気を取られて、仕事に手がつかなくなるようなら、
投資することをやめたほうがよいのです。」

等、非常に当たり前ではありますが、いざ、自分のお金の増減がかかってくると
なかなか実践出来ない内容が非常に説得力のある文体で書かれており、
これだけ投資本が雨後の筍の様に出ている中での良書だと思います。
また、本書で著者の木村氏が薦める投資本15冊の選択も良心的であり、
洗練されているなと感じました。

私も一時期は、仕事中にも関わらず、こまめにヤフーファイナンスで株価をチェックしたり、
日経に気になるトピックスが掲載されると、株価に織り込まれている可能性を考えず、
四季報や他のニュースに載っている悪い情報は目にしないようにしながら、短期売買目的
で飛びついて、損を抱えることもありました。

今考えると、当時の私は「投資」ではなく「投機」や「ギャンブル」の魅力にはまって
一喜一憂していたんだと思います。私は自分で失敗を経験する事で、骨身にしみて
本書に記載されている「当たり前の事」を理解することが出来ましたが、
これから投資を始めようと考えている方や、既にやってはいるけど、思うような
成績を出すことが出来ていない方は、皆さんの貴重な身銭を切らずとも、本書を読んで、
今後の自分のベクトルを正しい方に向けることをオススメします。
これまでの様に、株式投資を楽しむことは出来なくなるかもしれませんが、
投資の本来の目的である、豊かな生活の基盤の一つを得る一歩にはなるのではないかと思います。

投資戦略の発想法〈2010〉投資戦略の発想法〈2010〉
(2009/06)
木村 剛

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金持ち父さん貧乏父さん金持ち父さん貧乏父さん
(2000/11/09)
ロバート キヨサキ シャロン・レクター(公認会計士)

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