書籍:デキる弁護士、ダメな弁護士

本書はふらっと立ち寄った本屋でそのタイトルに惹かれ、興味本位で読んでみました。

本書の末尾には、6ページに渡り「初めて弁護士に依頼する前に」と題して、
良い弁護士の選び方についてまとめられている箇所があり、この「選び方」を求めて購入した
読者にも一定の配慮をしていますが、本書のメインはやはり、5人の「デキる弁護士」が、
自身の弁護士観や仕事に対する姿勢等について語っている所です。

5人共にそれぞれ示唆に富んだコメントをされていますが、個人的に
参考になった個所(久保利弁護士の個所)を以下に書き留めておこうと思います。

^^^^^^(以下、本書抜粋)^^^^^^

企業法務を除けば固定客のいない弁護士業界にとっては、弁護士の人数が増えることが
脅威になる、というのは理解できる。
「でも、『増えなければ君たち、役に立つのか?』と言いたい。
『今のクライアントと本当に信頼関係を築けていて、その人達が求めているサービスを
提供しているの?』とね。
マーケティング力や幅の広い考え、空の上から全体を俯瞰するような発想力を持たずに、
『民法何条にこう書いてあるから』とか『最高裁でそう言っていた』、そんなことばかり言っている。
それは依頼者のためになるのか、と聞きたい。
今の仕事で満足している弁護士は多い。でも、クライアントは弁護士に満足していないと思います。」

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

なお、著者はあとがきで、デキる弁護士の条件を「危機感をもっていることと行動していること」と
定義していますが、本書に登場する5人の弁護士は、常に最高のサービスを顧客に提供しようと、
日々研鑽に励み・実務に真剣に取り組んでいる弁護士で、クライアントとゴルフや飲み会
ばっかりの生活に安住している弁護士とは対極の存在です。

なお、上記の抜粋箇所は、私のようなサラリーマン法務担当にも当てはまるのではないでしょうか。
特に、私の様に法務部がない会社で一人法務に従事をしている者は、(有能な)私の上司を除けば、
直接的な切磋琢磨する競争相手(同僚)がいない状態の為、ややもすると、現在の仕事の質や
スピードに満足してしまいがちにな環境にあります。

私も「デキる弁護士」の様に、常にクライアント(主に営業担当)が何を考え、期待して私に
依頼してくるのかを常に頭に入れながら、日々業務に、自己研鑽に取り組みたいと思います。

デキる弁護士、ダメな弁護士 (講談社+α新書)デキる弁護士、ダメな弁護士 (講談社+α新書)
(2010/03/19)
内藤 あいさ

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