今、あなたが中国行きを命じられたら 失敗事例から学ぶ中国ビジネス(2)

前回も表題の本について記事を書きましたが、もう一点、備忘録の為に
書き留めておきたい所がありましたので、ペンを取りました(パソコンを開きました)。

^^^^(以下、本書抜粋)^^^^^^

通訳できない、しないポイント

通訳なのだからすべてを通訳してくれると思ったら大間違いだ。
通訳できない(しない)ポイントがあるのだ。通訳だって人間なのだ。
厳しい叱責の話の通訳は大変である。会社の中では、通訳より叱られる方が
年齢も役職も上の場合が多い。そのため優しい言い方に変わっている
通訳に免罪符を与えない限り意図は通じない。「彼が言っている・・」といって
通訳させるしかない。

債権回収の厳しい交渉になるとさらに通訳は大変である。
仕事が終わった後、ホテルで通訳者を待っているのは、「日本鬼子(日本人の蔑称)の
手先になりやがって、中国人の風上にも置けない奴だ」という轟々たる非難・罵倒の嵐に
みまわれることがあるからなのである。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

ちなみに、私が所属している会社の現地法人のローカル社員は日本語を話せる方がほとんどなので、
通訳を介してローカル社員と意思疎通を図ることはほとんどありませんが、ローカル社員を
通訳代わりにして取引先と折衝する場合では注意が必要です。
特に、債権回収で厳しい交渉をしなければいけないときに、通訳担当を担うことになったローカル社員が、
相手側の取引先担当者と面識がある場合はなおさら、こちらの意図がなかなか伝わらないことがあります。

以前、ある現地法人のローカル社員を通訳担当として、親会社のローカル企業に対する債権回収の為、
先方の担当者と直接交渉した時、こちらから法的手段も辞さないと厳しい口調で話した際に、
通訳担当が、先方にこちらの意思を伝える前に、「それは厳しすぎるのではないか」、
「もう少し譲歩してはどうか」というようなコメントが出た事があり、どっち側の肩を持っているんだ、
単純に今言った事を向こうに伝えてくれればいいんだ、と感じた事があります。

しかし、冷静に考えてみると、ローカル社員はプロの通訳ではないので、どうしても通訳担当の主観が
通訳の内容に反映されてしまうのはある程度仕方がないですし、ローカル社員を単純に責めても
問題は解決されません。

交渉の前には、予めこちらの方針を通訳担当に伝え、先方に言いたい事を箇条書きでも紙にまとめて
理解してもらってから、交渉に臨む等の工夫をしたいと思います。


今、あなたが中国行きを命じられたら―失敗事例から学ぶ中国ビジネス今、あなたが中国行きを命じられたら―失敗事例から学ぶ中国ビジネス
(2007/03)
高田 拓

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