書籍:コワ~い土地の話(2)

今回は、前回に引き続き表題の本について記事を書きたいと思います。

本書に、私も前職(不動産売買仲介業)の時に実践していた、不動産価格の相場観を
鍛える方法が取り上げられていましたので、紹介したいと思います。

以前、私の所属していた会社は、銀行系の売買仲介会社だったので、担当支店の銀行マンから
「不動産を担保とした融資を行うので、審査の為に不動産の査定書を作って欲しいとか、
口頭でもいいからざっくりの相場を教えて欲しい」、と言う要望が頻繁に来ました。
この要望に対応をしたところで、会社には一銭にもならないのですが、丁寧で適切な対応して
銀行マンと信頼関係が出来ると、不動産売買を考えている銀行の顧客がいれば、
「とりあえずあいつに聞いてみようか」と、優先的に紹介してくれるようになります。
そんなこともあり、新入社員の頃は、先輩の様にさらっと電話でも相場の話が出来るように
なりたいと、せっせと下記本書抜粋の方法で、相場観を身につける訓練をしていました。

^^^(以下、本書抜粋)^^^^^^^^^^^
この作業をはじめる前に、縮尺1万分の1の住宅地図を買っておいてください。

(中略)

で、この地図に、チラシやインターネットで見た物件の価格をどんどん書き込んでいきます。
その際に価格は坪あたりの単価に直してください。比較しやすくするためです。
この段階ではあまり細かいデータを書く必要はありませんが、面積や土地の形状、最寄り駅からの
距離などを書き込むと、のちのち、価格が拮抗したときなどに比較材料として使えます。
この作業を通して、自分なりの「オリジナルの物件相場地図」を作っていくわけです。
これで相場観はかなり鍛えられます。
これを「そろそろ土地でも買おうかなー」くらいの段階からやっておくと、本格的に不動産屋で
値引き交渉する際の武器になります。

(中略)

物件相場地図
チェック項目は、①住所②面積③価格④坪単価⑤道路付け(「南道路」とか「北道路」など)
⑥整形地なのか変形地なのか、以上6点でよいでしょう。あんまりはじめから飛ばしすぎても
長続きしませんから。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

なお、2006年4月から、国土交通省が運営している「土地総合情報システム」というサイトでは、
地価公示価格や基準値価だけでなく、実際の取引価格の情報が掲載されています。
このシステムや新聞の広告チラシ、不動産会社のホームページを活用しながら、自分だけの
物件相場地図を作ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに上記の方法は、土地だけではなく、マンションの相場価格を身に付けたい時にも応用出来ます。
私の場合は、ポストイットに①住所、②坪数、③価格、④坪単価、⑤築年数、⑥間取りを書いて
地図にどんどん貼っていました。
なお、チラシやインターネットに掲載されている価格はあくまで販売価格で、実際売買される
価格は値下げされて取引されることもあるものの、ざっくりの相場観を鍛えるにはこれで十分です。
相場観を身に付けて、不動産会社の「この物件は格安物件ですよー。すぐ無くなっちゃいますー」
なんて言葉に騙されないように注意しましょう。


改訂新版 コワ?い土地の話 (宝島SUGOI文庫)改訂新版 コワ?い土地の話 (宝島SUGOI文庫)
(2009/03/05)
三住 友郎

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