書籍:ざっくりわかるファイナンス

本書は、本屋で「ざっくり分かる~」という題名に目が留まり、
「経営センスを磨くための財務」という副題を見て、ジャケ買いしてみました。
初めは、題名で購買意欲を煽って買わせるだけの本かと思いましたが、
新書にしては非常に内容の濃い面白い内容でした。

CAPM、WACC、NPV、IRR、EVAスプレッド、MM理論というようなファイナンスに
関する基本的な言語は、以前はぱっと見ただけで逃げ出していましたが、
本書では、私の様な門外漢の初心者でもざっくりその内容が理解出来るように解説されています。
私は仕事で上記の言語を使う機会は無い為、直接実務に役に立つわけではありませんが、
上記言語の解説を通じて、ファイナンスの基本的な考え方を勉強出来たことは大きな収穫でした。

なお、個人的に本書で一番勉強になったのは、資金調達をする場合は、必ずしも間接金融よりも
直接金融の方が優れているわけではない、という点です。
「負債の節税効果」やレバレッジ効果などを考慮しながら、株主資本コストと負債コストを
天秤に掛けて最適な資本構成を考える必要がある、という考え方は、今後の自分の仕事にも
活かしていきたいと思います。

^^^^(以下、本書抜粋)^^^^^^

「負債があると困る」の一点張りでは、前近代的な経営感覚といわざるをえません。
成熟した経営者には、負債や格付けなどのさまざまな要素を加味しながら、
微妙なバランスをとることが求められているのです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

次回は、同じ著者の書いた、表題の本の実践編とも言うべき「道具としてのファイナンス」に
読み進んでみたいと思います。
アマゾンで非常に評価が高かったので早速買ってみたものの、ざっとページをめくりますと
表題の本に比べて、小難しい数式がたくさん出てくるようです。
全部しっかり読むのはかなり体力を消耗しそうですが、今回もファイナンスの考え方さえ勉強
出来ればいいかな、というスタンスで臨みたいと思います。
しかし、これらを完全に理解して、仕事で使いこなしている財務担当や金融機関の方の頭の中が
どうなっているのか見てみたいものです(笑)


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