NDA前文の「Each party has disclosed」とは何なのか?

今般は、「ネイティブはこう使う! マンガでわかる時制・仮定法(デイビッド・セイン氏著作)」を読んでみました。

1.「will」と「be going to」の違い
  本書では、「will」と「be going to」の違いについて、
  漫画や分かりやすい例を使って、以下の通り解説されていました。

   「will」=その場で固めた意志を述べる
   「be going to」=以前から決まっていた予定について述べる
  
  「will」を使った表現としては、「映画:ターミネーター2」で
  シュワちゃんが、溶鉱炉に沈む最後のシーンで放った、
  「I’ll be back」が有名ですが、もし、上記せりふが
  「I’m going to be back」であれば、
  「実は、ターミネーター3の製作も既に決まっていまして、
  また近い内に、劇場のみんなの前に戻っている予定です(^^;)」
  という意味になってしまい、だいぶ、ニュアンスが
  変わってしまいますね・・。

  これまで、仕事で英語を使う際、英語中級者の私は
  「be going to」という表現を、私発信のメールや書面で使った
  記憶がほとんどありませんが、今後は意識的に
  使い分けていきたいと思います。

  そういえば、私が中学校で上記表現を習ったときには、
  「will」と「be going to」は同じことを意味していている、として、
  「will」を使った文章と「be going to」を使った文章を
  ひたすら書き換える勉強(作業)をさせられた記憶があります。

  上記表現に限らず、似たような意味だけど、細かいことをいうと
  ニュアンスが違う表現を、(当時は中学校から英語を勉強するので、
  英語に不慣れな)中学生に教えた場合、混乱する生徒がいるからか、
  物事を単純化して教えていた可能性があります。

  もしくは、教えていた英語の先生も上記相違について理解しておらず、
  盲目的に指導要領に沿って教えていた可能性もあります・・。

  今後、使える英語を教えるという観点が求められていますので、
  吸収力が高い若いうちから、多少の混乱は生じるかもしれないものの、
  英語を使う上で知っておくべき基本的な細かいニュアンスの違い
  (上記表現に限らず、前置詞であれば、on、in、atやbelowと
  underの違い等)を積極的に教えていって欲しいものです。

2.NDAのRECITALSに使用されている現在完了形について

  先般、海外の取引先から提示されたNDAに、以下のような
  RECITALSが記載されていました。
 

  RECITALS
  Each party has disclosed and/or may further disclose its
  Confidential Information to the other party in connection
  with the Purpose pursuant to the terms and conditions of
  this Agreement. ~(以下、便宜上省略)
  ※会社が特定されないように一部の表現を修正しています。



  上記の「Each party has disclosed」は何を意味しているのでしょうか。

  「現在完了」は、英語の教科書では、文脈に応じて「継続」、「経験」、
  「完了」、「結果」を意味していると解説されており、本書にも、
  上記について、漫画や分かりやすい例を使って解説されていました。

  上記4つのいずれかで考えたとしても、「現在完了」は、過去のある
  時点から現在までの間の出来事を述べる際に使います(と私は理解しています)。

  そんな中、NDAのRecital(前文)に「Each Party has disclosed」と
  記載されていた場合、NDAの締結時に既に秘密情報の授受が行われていた
  ということになり、そうすると、「NDAの締結日」=「NDAの効力発生日」
  とした場合、NDAの締結日前に「has disclosed」した秘密情報については、
  秘密保持されないことになってしまうのではないか、
  という疑問が沸いて来ます。

  上記取引先とのNDAについては、NDAの締結時点では秘密情報の
  授受はされていないことを営業担当に確認し、仮に、上記解釈通りだとしても
  大勢に影響が無いとして、上記箇所はスルーしてNDAを原文通り
  締結しましたが、未だに、上記箇所の意味を分かりかねております。

もしかしたら、たまに、NDAの締結前に取り交された秘密情報についても
  NDA上の秘密保持義務が遡及して適用される、と定めている場合がありますが、
  このようなNDAに定められていた「Each party has disclosed」という表現を、
  他社のNDA書式から英借文して、「NDAの締結前に取り交された秘密情報には
  NDA上の秘密保持義務は遡及して適用されない」内容となっている
  自社のNDA書式を、取引先が作成して当社に提示してきた結果、
  しっくり来ない内容になっていたのかもしれません。

  いずれにしても、上記解釈の仕方についてご存知の方は教えて下さい・・orz

<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
・公認会計士・税理士がまじめに書いた、本当の「節税」教科書
 (石原 修氏著作)

・ロジカル・ライティング (BEST SOLUTION―LOGICAL
 COMMUNICATION SKILL TRAINING) (照屋 華子氏著作)

 (個人的な読後メモ)
 「テーマ」、「読み手に期待する反応」、「書き手」、「読み手の設定」を
  しっかり確認してから書き始める。「行き先未確認の見切り発車は禁物」

  「論理的に組み立てるとは、縦にSo What?/Why So?、横にMECEという
  関係を作ることに限る。」

  分かり易いプレセン資料にする為、本題に入る前に「導入部」「目次」
 「要旨」を入れる。
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