書籍:組織行動の「まずい!!」学-どうして失敗がくりかえされるのか

最近、リスクマネジメントという言葉を良く耳にしますが、
いつの時代も組織の不祥事や人災は減ることはありません。
ニュースや新聞で見聞きしても対岸の火事と考えているから、
同じような失敗が繰り返されるのでしょうか。

表題の本は2006年に出版された為、取り上げられている事例が
やや古いものの、色々な組織の失敗や事故等を通じてリスクを分析し、
そこから教訓を探ろうという本で、非常に示唆に富む内容でした。

本書は為になってラインを引いた箇所がたくさんありますが、
その一つは「規則過剰症」を取り上げた部分です。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
必要性の小さい、あるいは現場の実情から乖離した規則類が増えたことで、
作業現場の中で規則を遵守しようとする意識が希薄になる「規則過剰症」に
陥っていたのである。
無意味な規則類を大量に押し付けられれば、現場としてもたまったものではない。
その結果、「上に方針あれば、下に対策あり」の言葉が示すように、
現場の「運用」として、密かに規則違反が広がることになる。

~中略~

総務や企画部門では、その業務の性質上、目に見える形で「成果」を示すことは
難しい。そこで、ひたすら文書を作ることに精を出す。たくさんペーパーを作って
ファイルを机の上に積み上げれば、何か大きな大仕事をやり遂げた気分になれるし、
現場から報告書をあれこれ提出させれば優越感にも浸れるというわけだ。
つまり組織内で文書類が必要以上に増加するのは、本来は現場を支える立場である
はずの総務・企画部門が、逆に現場に対して支配的な傾向を強めている証左である。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

私のような総務系の仕事は営業職とは違い、それぞれ異なる仕事担当を持っていることから、
競争原理が働かず、また、営業から上がってきた申請や相談内容について可否の判断をする
立場にある為、自分に大きな権限があると変に勘違いしてしまう人がいます。
私の会社にも、例えば営業から提出された申請書を受け付ける際に記載内容に軽微な
不備があった場合、臨機応変に対応すれば良いのに、杓子定規に一から再提出を求める
公務員的な対応をして営業の反感を買っている人もいます。

また、明確な数値目標が無い為、周囲に対して「仕事してますアピール」をする為か、
傍から見ると不必要な残業をして仕事の量よりは作業時間で評価を得ようとするあまり、
非常に効率の悪い仕事の仕方をしている人もいます。

私も上記のようなことを自分では気付かずにしているかもしれませんが、労多くして功少ない
仕事に没頭して「仕事をしたつもり」にならないように、常に効率的・合理的な方法が無いかを
探して仕事に取り組んでいきたいです。

ここまで書いて、表題の本の主題である「失敗学」と、今回の記事の方向性が
違うことに気付きましたが、気にせず掲載したいと思います・・(笑)
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