書籍:ブラック会社で出会ったモンスター社員たち

今般は、「ブラック会社で出会ったモンスター社員たち」を読んでみました。

本書は、ブラック会社(仮称:SKD不動産)に勤務する一人法務担当が、
自社のブラックな社員達の悪行を紹介するという内容で、下記の目次を
見るだけでも、ブラック度100%な会社であることが分かります。

まぁ、横領したり、暴力行為を働く等のブラック社員は、どの会社にも
割合の差こそすれいるかと思いますが、本書に登場するSKD不動産会社で言えば
ブラック行為をした社員であっても、「社員は家族」であるとして、
なかなか首にしない社長の存在が、SKD不動産をブラック社員の巣窟にしている
根源かと思いましたね。
金八には反対されるかと思いますが、「腐ったみかん」は速やかに
排除しないといけません。

ちなみに、私は前職が不動産仲介業に従事していたこともあり、本書の内容は
より興味深く読むことが出来たのですが、前職は銀行系の不動産会社で、
コンプライアンスに煩かったので、本書に登場するようなブラック行為を
働く社員は(ほとんど)いなかったですね。

とは言うものの、本書にも記述がありますが、不動産業界では、司法書士、
内装業者等を顧客に紹介した際に、当該業者から個人的にリベートを
受領する悪習があるのですが、前職でもこっそり受領している人はいました。
現金を貰わないまでも、不動産買取り業者から夜の接待を受けている人もいました。

ちなみに私は一切金銭の受領も接待も受けていませんでした!!当たり前ですが。

会社も、おそらくリベートの存在は認知しているのかと思いますが、
確かな証拠が無いこともあり、また、自発的に調査するわけでもなく、
ただ黙認している感じでした。

特に違法性が高いのが、不動産の買取り業者に、不動産を売却する仲介取引をした際、
当該業者から、正規の仲介手数料を受領する他、個人的にリベートを受領するケースです。
正規の仲介手数料とリベートを合算すると、宅建業法で受領出来る仲介手数料の
上限を超えることになりますし、そもそも、一般顧客と会社に対する背信行為となります。

不動産買取り業者からしたら、数万から数十万円をリベートで渡しても、
数百万円安く、優先的に購入出来れば安いもんだ、というところでしょう。

そういえば、前職に勤務中、某大手不動産投資運用会社に就職した、
就職活動中に知り合った友人(A君)から、「リベートを渡すから、銀行から出る
任意売却物件の情報を優先的に提供して欲しい」と相談を受けたことがありました。

上記の相談を受けて以来、彼とは関係を絶ちましたが、A君は今頃どうしているかなぁ。

<目次>
借金を踏み倒して、給料を差押えられた社員
客から預かった申込金を自分の懐に入れる社員
突然、「契約社員になれ」と正社員に言う社長
「ふふふふ」と笑いながら粉飾決算を行う社員
耐震性の不足を計算で誤魔化す社員
業務上横領が横行している会社
360万円もの損害を出しても悪びれない社員
「借りただけだ!」と使い込みを誤魔化す社員
銀行を騙して出入り禁止になった社員
社員の逮捕を顧みず、違法行為を強要する会社
社内融資を騙し取ろうとする社員
「仕事無くなれ!」と机に書類を隠す社員
客の奥さんと寝て契約を取る社員
嫌がらせの責任を転嫁し、逆切れしてくる客
理不尽な理由をつけて金を取り戻そうとする客
架空口座で4千万円を騙し取ろうとする取引先
懐が深すぎるブラック会社の社長
しぶとく生き残るブラック会社
おわりに(ブラック会社の法務部心得帳)

ブラック会社で出会ったモンスター社員たちブラック会社で出会ったモンスター社員たち
(2012/05/25)
高橋 咲太郎

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