書籍:知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子

私の所属している会社(=専門商社)は、主に中国に子会社を多数設立して
商売しておりまして、私もたまに中国に出張して中国人の子会社社員や取引先と
接する機会がありますので、その際に役に立てばと、今般は、
「知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子」という本を読んでみました。

本書では、中国人を理解する上で重要な「面子(メンツ)」にフォーカスして、
色々な中国人の特質(例えば、「どうして中国人はケンカするように大きな声で話すのか?」、
「どうして中国人は謝らないのか?」、「どうして中国人は同僚の残業を手伝わないのか」等)が
解説されています。

早速ですが、個人的に心に留まった個所を以下に抜粋しておきます。
以下は、お酒の席での振る舞い方に関する解説部分です。


「『乾杯3原則』とは、第1にお酒は誘い合って飲むこと、第2に飲む量を確認し合って飲むこと、
第3に乾杯と言ったら杯を飲み乾すこと、この3つです。
 この3つのルールは、中国人とお酒を飲むときの基本中の基本のマナーです。
          (中略)
 日本ではこの『誘い合って飲む』という習慣がありません。ついつい1人でグラスを口に
 運んでしまいがちです。しかし、実はこれは食事会に参加している他のみなさんに対して
 たいへん失礼な行為です。1人でちびちび飲んでいる日本人を見ると、いつもはらはら
 させられます。本人はあまり意識していないでしょうが、ホスト役や他のメンバーに対して
 たいへん失礼な行為をしているのです。知らず知らずに、相手の『面子』を潰している
 かもしれません。」


以前、私が中国の出張時に取引先の中国人社員とお酒を飲む機会がありましたが、
「この人達(当社の中国子会社の中国人社員を含む)はやたら頻繁に乾杯を誘いし合ってるけど、
誰かが途中参加して仕切り直しの乾杯でもないのに、何かへんなの。」と思いながら、
私も当然、相手方との世間話には参加するものの、私から乾杯を誘うことはせずに
お酒を飲んでいる時がありました。
今思うと、知らず知らずの内に、相手方の機嫌を損ねていたのかもしれません・・orz

なお、中国には、「タバコとお酒はみんなで楽しむ」という考えがあるようで、
タバコを吸いたい人は、相手方にも「あなたもどうですか?」と1本勧めてから自分が
吸うのがマナーのようです。

以前、中国のお役所で、色々な難しい某手続きについて中国人の役人に確認していたところ、
まだまだ禁煙という考え方が浸透していない中国特有のケースかと思いますが、
応接室でもない普通の大部屋の執務フロアで、当方の中国人スタッフがおもむろに
タバコを取り出し、中国人の役人にタバコを勧め、タバコを片手に仕事の話をし始めたときは、
文化の違いを受けましたね。
一昔前の日本もこんな感じだったのでしょうか。

ということで、お酒の件に限らず、単純に知っていれば防げるトラブルというのもありますので、
本書を読んで、中国人と円滑なコミュニケーションを行えるようにしてはいかがでしょうか。

<目次>
序章 「面子」理解が中国人理解の近道
第1章 中国人の「タマゴ型コミュニティ」を理解する
第2章 中国人の「網面子」を理解する
第3章 中国人の「貸し面子」を理解する
第4章 中国人の「義の面子」を理解する
第5章 「面子」を活用した中国ビジネス成功のテクニック

知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子(メンツ)知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子(メンツ)
(2011/05/21)
吉村 章

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