書籍:弁護士のためのマーケティングマニュアル

私は弁護士ではないものの、何か一つでも参考になる点があればと、今般は、
「弁護士のためのマーケティングマニュアル-弁護士大増員時代を生き抜く
手法を解説!」という本を図書館で借りて読んでみました。

内容としては、特に目新しいマーケティング手法等が記載されているわけではない為、
2,500円の定価を出して購入するのは個人的にはどうかと思いますので、興味のある方は
立ち読みしてから購入を判断するか、図書館で借りて読まれることをお勧めします。

さて、そんな本書(=何か、偉そうですみません・・)で個人的に参考になった個所を
以下に書き留めておこうと思います。下記は、依頼者の満足度を高めるポイントの
一つを解説している箇所です。


「 書面化して、認識を共有する

  繰り返しになりますが、弁護士の仕事は形が無く、目に見えにくいものです。
  唯一、目に見える形として残るものは、様々な書面です。
  そこで、ちょっとした打ち合わせ内容や、報告事項を書面化して、依頼者に
  提供することは、想像以上に依頼者の満足度を上げてくれます。

  (中略)

  私の知っている先生で、初回相談時の時から、(1)相談内容、(2)問題点、
  (3)解決方法、(4)留意事項をその場でタイプして、帰りがけにはプリントアウト
  して依頼者に渡す、という先生がおられます。
  正確さを期すのに大変な気がしますが、その先生曰く、
  『慣れれば、どうということはない。』、『弁護士の中には、揚げ足を取られるのが嫌で、
   書面にしたくないという人もいますけど、そういう人は二流、三流ですね』
  とのことです。」


弁護士としては、書面が独り歩きするリスクを考えて、クライアントに相談時のその場で
作成した書面を渡すことは控えたいところかと思いますが、実践している方が少ない
ことを考えても、特に相手方が法律的素養の全くない無い個人クライアントであれば、
クライアントの満足度を高めることが出来ますし、また、クライアントが弁護士の話を
誤って理解したまま帰り、ミスリードしてしまうリスクを避ける効果もあるかと
思いますので、書面内容の程度問題かと思いますが、実践されてはいかがでしょうか。

なお、私は、弁護士事務所に赴いて相談する際には、しっかり腹に落ちるまで
理解・確認してから岐路に着くようにしているので、その場の回答内容を改めて書面で
提示して欲しいと要望することはありませんが、電話で法律的なコメントを受けた場合には、
内容によっては、正確を期す為に、改めてメール等で回答を受領するようにしています。

ちなみに、私が社内クライアント(=営業担当者等)から電話で相談を受けた場合に、
当該クライアントが「分かりました。」とは言うものの、どうも理解が不十分だと感じた
場合には、同じ内容をメールに記載して送付するようにしています。

メール作成の手間がかかりますが、クライアントの満足度を上げることが出来ますし、
後日、自分の回答内容を確認することも出来ますし、また、ミスリードして後で
軌道修正する手間を省けますので、今後とも実施していきたいと思います。


<目次>
1 弁護士にマーケティングは必要か?
2 弁護士業界の現状分析
3 弁護士マーケティングの基本戦略
4 弁護士に有効な広告方法は?
5 効果的な弁護士広告のポイント
6 受任に繋がる法律相談のポイント
7 依頼者満足度を高めるポイント
8 「自分」という商品力を磨くポイント

「弁護士のためのマーケティングマニュアル」弁護士大増員時代を生き抜く手法を解説!「弁護士のためのマーケティングマニュアル」弁護士大増員時代を生き抜く手法を解説!
(2008/03/10)
出口 恭平

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