営業担当に説明すべき契約交渉時のリスクと研修資料(BLJ 2012.01)

今般は、遅ればせながら「Business Law Journal 2012年1月号」を読んでみました。

本誌では、「営業担当に説明すべき契約交渉時のリスクと研修資料」という特集が
組まれておりまして、複数社の法務担当者が、自社の法務部門で実施している
「契約」に関する研修について紹介・解説されていました。
私は、契約、コンプライアンス、実務に必要な法律の基礎知識に関する新入社員向けの
研修を担当していることもあり、非常に興味深く読むことが出来ました。

本誌の中で個人的に心に留まった箇所の中から一つ、書き留めておこうと思います。
以下は、川崎重工業株式会社 法務部法務課の伊達氏、斉藤氏の会話部分です。

「伊達氏:研修で私が最後に必ず言っているのは『法務は御用聞き』なので
     電話一本でも気軽に相談してください。ということです。
斉藤氏:そういう意味では、研修を通して法務部を身近に感じて欲しいという
     気持ちが強く、我々にとっても研修は社内向けに自分たちの存在を
     アピールする場であり、結果として予防法務的な意義もあると考えています。」

上記は全くの同感です。
特に、新入社員にとって法務部門はかなり敷居が高い存在です。
そこで、研修を通して、法務部門・担当の役割や人となりを知って貰うことで、
法務担当に相談しやすい流れを作る必要があるかと思います。
但し、研修の内容や進め方を工夫しないと、余計に敷居の高い存在となってしまう
可能性はありますが(笑)

なお、私は研修の開始前後で

「研修で勉強したことをこの場で全て理解することは不可能です。
ただ、この研修を通して、『何となくこれは法的なリスクがありそうだな。
そういえば以前の研修でこのポイントについて法務担当が話していたから、
研修で使ったレジュメを読み返してみよう。もしくは講師の法務担当に
相談してみよう。と、皆さんが考えることが出来るようになれば、
この研修は成功かと思います。
なので、法律用語が出てきても難しく考えずに、リラックスして研修に
参加してくださいね。」

というようなことを言うようにしています。

後は、リラックスしすぎて受講者が寝てしまわないように(笑)、講師が一方的に
話す形式ではなく、受講者参加型の研修となるように、研修内容・方法を
工夫していきたいものですね。

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(2011/11/21)
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