大震災時の報道のあり方について

今回の大地震で被害に合われた方には心よりお見舞い申し上げます。
今後、募金等、自分にも出来ることを探して対応したいと思います。

さて、昨日、今日と、テレビ局各社は今回の大地震のことを終日取り上げていますが、
テレビを見ていて感じたことをいくつか書いて見たいと思います。

1.どこのテレビ局も同じような情報、映像を繰り返し提供していますが、
  これでちゃんと必要な情報が必要な人に提供されているのでしょうか。
  例えば、テレビ局毎に担当地域を割り振るなどして、視聴者が知りたい安否情報や
  救援情報等を効率的に提供出来るようにするべきではないでしょうか。
  これはラジオ局も同じですが、低俗な娯楽番組は自粛するべきではないでしょうか。

2.地震や原子力の専門家がコメンテーターとして登場しますが、自分の知識を披露する
  絶好の機会としか考えていないような専門家はむしろ有害ではないでしょうか。
  一般の視聴者が分からないような難しい表現を使って、不必要に視聴者の混乱や
  恐怖を煽るのは止めて欲しいものです。
  また、上記はアナウンサーにも言えることですが、言葉とプロとして、
  言葉選びには慎重になって欲しいですね。

3.政府の記者会見の質疑応答で、報道機関の人がつまらない質問をする人が多くて
  非常に残念です。例えば、某新聞社が、首相や官房長官の情報掌握能力不足、
  責任問題となるような答えを引き出そうと必死な人がいましたが、国民はそんな
  情報は求めていません。

  ちょっと、話が違うかもしれませんが、例えば、新卒の採用の会社説明会で、
  自分をアピールする為に、自分の大学名と名前を告げてまで、誰も興味が無い
  (人の貴重な時間を奪う)質問をするヤツが必ずいますが、あれと同じで、
  自分のアピールしか考えていない言動は、人の時間を奪う行為となり、
  時間の無駄ですし、自分の品位を下げますので、自粛して頂きたいですね。

4.被災された方、特に、いままさに救助された方にモザイク無しでインタビューしたり、
  ドキュメンタリー風に撮影する映像が多いのですが、被災者の心情やプライバシーは
  無視なのでしょうか。

  一番憤慨したのが、どこのテレビ局か忘れましたが、津波で保育園の孫を亡くしてしまった
  という、お爺さんへの取材で、そのお爺さんに、めちゃくちゃになった家の中から
  そのお孫さんの写真アルバムを取りに行かせて、涙を流すお爺さんを撮影するという、
  映像がありましたが、これはもう、報道のあり方以前に、人としてどうなのかと思いますね。

  そのカメラクルーの上司はこの取材で「でかしたぞ!いい絵が取れた!」と
  褒めてくれたのでしょうか。
  また、カメラクルーの人に子供・家族がいれば、「お父さん、いい仕事したね!」と
  賞賛してくれるのでしょうか、ということです。  

  被写体の親類の方が、その映像を見ることで被写体の方の安全を確認出来たなんて
  メリットもあるでしょうが、「見世物じゃねーんだよ」と感じている被災者の方は
  多いのではないでしょうか。

5.本日、テレビ東京は通常の番組をCMを交えて放送しています。
  さすがテレビ東京というところですが、スポンサーは何も言わないのでしょうか。

他にも色々思うところはありますが、報道各社は、視聴率だけではなくて
もっと報道のあり方を考えた対応をして頂きたいものです。
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