書籍:知的財産法入門

今般は、「知的財産法入門」という本を読んでみました。

本書の内容は、法務担当向けというよりは一般の方向けとなっており、
分りやすい表現を使用していますし、サイズもコンパクトなので、
知的財産法の概略を知るのは良いのかと思いました。

なお、本書の構成は以下のようになっておりまして、

<目次>
第1章 知的財産法のコンセプト
第2章 保護されるものとされないもの
第3章 誰が権利を持っているのか
第4章 どのような場合に侵害となるのか
第5章 知的財産を活用する
終章 知的財産法をどう変えていくか

良くありがちな、

<目次>
第1章 特許権とは
第2章 実用新案権とは
第3章 商標権とは
第4章 著作権とは
第5章 意匠権とは

というような個別の権利毎の説明となっておりません。
その為、本書では上記の色々な知的財産権が雑多にちりばめられて出てくる印象がありました。

これは好みの問題かもしれませんが、「知的財産権全般の概要が知りたい!」というよりは、
「とりあえず○○権と××権について概略を知りたい」という方には、他の入門書をお勧めします・・。

なお、本書では、個人的に常日頃気にはなっていたものの、
深く考えることのなかったブログと著作権の関係についての記述が参考になりましたので、
以下に書き留めておこうと思います。

^^(以下、本書抜粋)^^^^^

さて、著作権者にことわらずに行える引用ですが、一般論として言うと、
その分野の慣行に照らして公正であり、正当な範囲であるもの、ということになります。
つまり、著作物の引用の目的、利用の分量などを総合的に考慮して決まる事になるでしょう。
まず、前提として、引用される側の作品と、引用する側の作品とが、
明確に区別された形であることが必要です。

さらに、分量的、質的に、引用する側が、引用される側に負けていない、ということも
一般論としては求められます。ただ、画面上、引用される著作物の方が引用する側よりも
少しでも大きければ即引用を否定、ということではなく、最終的には、引用の目的と
慣行に照らして判断される事になります。

^^^^^^^^^^^^^^^^^

ということみたいです。
あなたのブログやHPは大丈夫でしょうか。

私は、あくまで書籍を読んだ後の備忘の為に本の一部を抜粋して記載していますが、
こうして不特定多数の方にその内容を公開している以上は、場合によっては、
著作権侵害をしてしまう可能性が十分にあります。
特に、ほとんど書籍の引用で成り立っている私のようなブログはその可能性が
高くなると思いますので・・・、「うっかり著作権法違反」とならないように
今後十分気をつけたいと思います。

知的財産法入門 (岩波新書)知的財産法入門 (岩波新書)
(2010/09/18)
小泉 直樹

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