勝手にフォントやら行の幅等の体裁を変更しないでください!!

今回は、契約書審査業務でふと思ったことをつらづらと書いてみたいと思います。
最近の暑さに頭をやられた一法務担当者の独り言と思ってご容赦ください。

^^^^^^

基本契約書の締結の場合で、先方(だいたい立場の強い買主)から契約書のフォームが
送付されてきて修正が必要な場合、当社は、「修正依頼内容とその理由を記載した書面」と
「当社で作成した修正の覚書案」を先方に提示します。

その後、交渉の末に修正内容が確定した場合、当方からではなく、先方から製本・捺印された
契約書と覚書が送付されてくるケースもあります。

その際に、先方法務担当の好みか存在感をアピールしたいのか分かりませんが、なぜか当初、
当社が作成した覚書のフォントやら行の幅等の体裁を変更して送付してくる取引先が結構あります。

なお、先方から製本・捺印されてきた原本が手元に届いた場合、最終版のワードファイル等と照合して、
最終的に合意した内容通り記載されているか、合意していない内容まで勝手に追記されていないかを
当然チェックするわけですが、ものぐさな性善説に立つ私としては、品質保証期間等の重要な数字位は
真剣に確認するものの、後は一文字一文字確認することはなく、例えば、

<手元のワード>
第2条(個別契約)
個別契約は、甲が所定の注文書または注文データにより乙に発注し、
乙がこれを承諾することにより成立する。



<先方から製本・捺印されてきた原本>
第2条(個別契約)
個別契約は、甲が所定の注文書または注文データにより乙に発注し、
乙がこれを承諾することにより成立する。

を見比べて、第2条の二行目の一番初めの文字が両方とも同じ文字の「乙」から始まっていれば、
まあOKとして、次の条文のチェックに進みます。本当はダメなんでしょうけど・・

その為、フォントやら行の幅等の体裁が変更されたものを送付されますと、一文字一文字を
チェックするしかなく、それでいて、どさくさに紛れて合意されていない内容を織り込んでくる
作戦の上でならまだしも、結局内容は全く問題ない内容であることがほとんどです。

全部でペラ1枚程度の内容であればチェックもしんどくないですが、ペラ3枚位に亘るそこそこな
ボリュームの覚書でこれをやられますと、無駄な作業に時間を使うことになりますので、
修正の交渉の過程で業を煮やした方の嫌がらせの為、というのでもなければ、
素直に当初のフォント等を採用して貰いたいものです。

以上、愚痴でした。
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