書籍:ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか

今般、日経ビジネスアソシエ5月4日号で「(明日のあなたをつくる500冊完全ガイド)今、
読むべき本」という特集で紹介されていた、エイドリアン・J・スライウォツキー氏著作の
「ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか」という本を読んでみました。

本書は、大企業デルモアの戦略企画部門で働くスティーブが、
「ビジネスで利益が生まれる仕組みを知り尽くした男」と言われた賢人チャオから、
23のビジネスモデルについてレクチャーを受けるという物語です。

ただ、本書は単純に、多種多様なビジネスモデルを紹介することだけをその目的とはしておらず、
読者がスティーブと一緒になって、自分自身でも考え、自分や自社のビジネスに
活かしていけることを主眼に書かれています。

また、自分のビジネス以外にも、普段何気なく街を歩いていますと、例えば
「この洋服屋は全然客が入っていない割りには、ずっと潰れず経営しているけど、
どうやって利益を上げているのかなぁ?」
と思う場面に出くわすことがあります。
そんな時には、その疑問をそのままにしないで、本書で理解したビジネスモデルも参考に、
出来れば仮定の数字(売り上げやら人件費等)を使いながら数字遊びしてみると、
後々、自身のビジネス力を高めるのにも役立つのではないかと思いました。

なお、本書が出版されたのは約10年前ですので、紹介されていたビジネスモデルに
当てはまらないモデルも出てきていると思いますが、そんな時は本書と同様に、
簡単なグラフで図示出来る位まで自分で分析して、理解する習慣を付けたいと思います。

最後に、長くなりますが本書で心に留まった箇所を備忘の為に書き留めておこうと思います。

^^^^^(以下、本書抜粋)^^^^^^^^^^^^^^

自分の会社のビジネスを念頭に置き、以下のような問いを想定して読む事をお勧めします。
同僚と議論しながら読むのもよいでしょう。理解が深まりますし、何といっても実際の
ビジネスで使えるアイデアが生まれる可能性が格段に高まります。

・自社のビジネスはどの利益モデルを使っているか?
・競争相手のビジネスはどの利益モデルを使っているか?
・もっと利益を上げるために、現在の利益モデルを使って新たにできることはないか?
・まったく新しい収益源をつかむために、新しい利益モデルは使えないか?
・自分の仕事はどのように利益と結びついているか?利益と無関係な業務はないか?
・将来の事業計画は、どのようにして自社に利益をもたらすか?
・自社の計画のなかに収益性を損なう可能性があり、中止すべきものはないか?
・自社は業界のなかで、まったく新しいユニークな利益モデルをつくれないだろうか?

自社の都合ではなく、顧客の優先順位から考えをスタートして下さい。
利益への道-それは、突き詰めれば、顧客を十分に理解することから始まるからです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

^^^^^(以下、本書抜粋)^^^^^^^^^^^^^^

今日、かつて優勢を誇った成功の方程式は機能不全に陥っています。
もはや、市場シェアのみが利益の源泉だと信じることはできません。
世界のあらゆる業界において、製品中心主義の名門企業から、よりよいビジネスデザインを
備えた企業へと、利益も資本も顧客も、すべてが雪崩を打って移動しています。
では今日、どのような考え方が成功をもたらしてくれるのでしょう?
私の答えはこうです。
「利益が生まれる仕組みは多種多様だが、企業が利益をどこで上げられるかを決めるのは顧客である。」
このことがあなたのビジネスにとって持つ意味は深遠です。
成功している企業は、自らの顧客をしっかりと見据えたうえで、パワフルかつユニークな
利益発生のメカニズム-利益プロフィットをつくり上げています。
彼らは製品やプロセスだけでなく、利益モデルをつくるという面でも、
優れた創造性を発揮しているのです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
(2002/12/14)
エイドリアン・J・スライウォツキー

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