書籍:事例でわかる国際企業法務入門 ※日・米・英・中の法制の比較が解説されてます

今般は、安江英行氏、劉新宇氏著作の「事例でわかる国際企業法務入門」を読んでみました。

本書は、「BOOK」データベースによると、「国際ビジネスに必須の法務知識を27の事例とQ&Aで平易に解説。紛争関連も含めた契約全般にわたる留意点から債権保全・破産法制・独禁法・国際売買条約まで、主要4カ国の法制に基づく実務を比較解説。」という本です。要約を手抜きしてすみません・・。

本書の良さは、「はっしーさん」がご自身のブログ「企業法務マンサバイバル」にて既に解説済ですので、私が何かを追加でコメントする余地はないのですが、本書のように、異なる国同士の法律を比較すると、個々の国の法律の特徴が浮き彫りになり、個々の法律を単独で勉強しているよりも、頭により残りやすくてイイ(・∀・)ですね。と、比較法に関する一般論を述べておきました・・。

なお、個人的には、日本法、米国法、英国法、中国法の(日本法でいうところの)瑕疵担保責任の負担期間について比較出来る、マトリックス図が記載されていることを期待して、本書を手に取りました。しかし、マトリックス図の記載は無く、そもそも、(日本法でいうところの)瑕疵担保責任の負担期間が記載されていたのは日本法の解説箇所だけで、他の三国の解説部分には、負担期間については言及がありませんでした。

上記の理由は、おそらく、(日本法でいうところの)瑕疵担保責任と全く同一の責任が他の三国には無いことから、単純な比較は出来なかった、というところにあるのでしょう。

私は、いまだに、日本法以外の(日本法でいうところの)瑕疵担保責任の負担期間について理解が乏しいこともあり、上記テーマは、これからも個人的な課題として勉強を進めていくとともに、上記テーマについてスパッと解説してくれる書籍の出現を待ちたいと思います。

<目次>
第1章 契約における準拠法
第2章 紛争解決手段
第3章 契約一般に関するルール
第4章 動産の売買契約における注意事項
第5章 債権保全関連の法制
第6章 独占禁止法と競争法
第7章 外国公務員に対する贈賄の罪(FCPA)
第8章 国際物品売買契約に係るウィーン条約(CISG)
第9章 各国のコーポレートガバナンス

事例でわかる国際企業法務入門事例でわかる国際企業法務入門
(2012/05/16)
安江英行、劉新宇 他

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