書籍:戦力外通告 第2の人生を生き抜く男たち

今般は、「戦力外通告 第2の人生を生き抜く男たち 」という本を読んでみました。本書は、TBSが定期的に放送している上記テーマに関するテレビ番組を書籍化したものです。

なお、前回の記事で、私の所属会社が新しい法務を採用すると記載しましたが、これは、私が戦力外通告されて私の交代要員を採用するものではなく、あくまで業務拡大の為の追加採用です。

今回、上記書籍を手に取ったのは、私が戦力外通告されたからではなく、たまたま、図書館で本書の貸し出しを以前から予約していたところ、やっと最近、私の番が回ってきたことによるものです。誰からに求められたわけでもありませんが、念の為、補足してみました(笑)

さて、本書では、下記目次に記載のプロ野球選手(7名)が、戦力外通告されるまでの話について取り上げられています。


 <目次>
 1章 タイガースの四番という重責を越えて―濱中治
 2章 退路を断った一世一代の大勝負―平下晃司
 3章 格闘技というまわり道からの挑戦―古木克明
 4章 少年に野球の楽しさを教えたい―河野友軌
 5章 二軍コーチの仕事を支えた出会い―黒田哲史
 6章 元メジャーリーガーの次なる人生―福盛和男
 7章 夢をくれたドカベンの新たな夢―香川伸行


私は小学校で少年野球をしていたときは、特にセリーグの選手についてはそこそこ詳しかったものの、今ではまったく野球に興味が無いこともあり、上記7名の選手については、何名か、ニュースで名前を聞いたことがあるなぁ、という程度の予備知識しかありませんでした。しかし、むしろ(私の中では)無名な選手についての話だからこそ、特に一度も華やかな活躍をすることもなく、戦力外通告されて表舞台から消えていった選手についての話は、感情移入することができ、心に留まるものがありました。

ある者は、戦力外通告を受けても、野球に関わっていきたい、もしくは、自分には野球しかない、ということで、コーチや用具員として働き、または、ある者は、家族を食べさせる必要があり、夢ばかり追いかけてはいられないということで、全く畑違いの仕事に従事する者等、まさに、人生いろいろ、会社もいろいろ、野球選手もいろいろです。まぁ、30年近くも生きていれば、色々なことがありますよね。

ちなみに、これは私見ですが、戦力外通告を受けた後、コーチや球団職員として働く者は、一見すると、引退後も野球に関わる仕事が出来て良かったとようにも思えますが、しかし、特に当人の意思ではなく、外的な要因により野球選手を辞めざるをえなくなった方の場合はなおさら、自分ではなし得なかった野球選手として活躍する夢を、他人が掴もうとしている、もしくは掴んでいる姿を間近で見せ付けられるわけですから、ある意味、拷問のように感じる方もいるでしょうね。仮に私が同じ立場になったと考えると、非常に耐え難く、個人的には選択出来ない道だろうなと、ふと考えてしまいました。

さて、本書は、写真は無く、文字のみで構成されているという体裁もありますが、「書籍」という制約上、「テレビ」と異なり、本人や家族の生の表情等を見ることが出来ません。そこで、個人的には、長編にするか、分冊にしてもよいので、もう少し本人や家族の心の揺れを掘り下げて描写して欲しかったです。まぁ、本人の直筆ではないので、掘り下げるにしても限界があるかと思いますが。

今後、上記番組がテレビ放送される場合は、見逃さずに見たいと思います。

戦力外通告 第2の人生を生き抜く男たち戦力外通告 第2の人生を生き抜く男たち
(2012/12/20)
遠藤宏一郎、TBSテレビ「バース・デイ」取材班 他

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