「契約期間の延長に関する覚書」に関する一考察

確か、最近の日経新聞にも出ていましたが、知的財産管理技能検定について、2014年3月実施の検定試験より、従来の1級(特許専門業務)、1級(コンテンツ専門業務) に加えて、新たに1級(ブランド専門業務)の試験が実施されるみたいですね。

私は上記検定の2級を持っているのですが、「特許専門業務」や「コンテンツ専門業務」は現在の私の実務にはさほど、関係が無いので、1級の取得は目指していませんでしたが、「ブランド専門業務」は私の実務にそこそこ関係があるので、(その内、)目指してみたいと思います。念の為、決意表明をしておきました。

なお、今般はブログに書けるネタが特に無いので、普段の契約審査で感じていることを以下の通りメモしておきます。誰かの参考になれば幸いです。

取引先から、既に締結済の契約書(NDA等)の期間を延長したいとの要望を受け、期間延長の覚書の締結を受けることは良くありますが、たまに、以下のような内容の覚書を提示してくる取引先がいます。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    覚書

A社及びB社(=私の所属会社)は、AB間にて2012年10月1日付で
締結した秘密保持契約書について、以下の通り覚書を締結する。

第1条 本契約第○条(有効期間)を以下の通り変更する。

 [変更前]
 本契約第○条(有効期間)
 本契約の有効期間は、2012年10月1日から2013年9月30日までとする。

 [変更後]
 本契約第○条(有効期間)
 本契約の有効期間は、2013年10月1日から2014年9月30日までとする。

・・(以下、省略)

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


上記覚書をそのまま締結した場合、「2012年10月1日から2013年9月30日」までの間は契約関係が無かったことになってしまいますので、正しくは、

[変更後]
本契約の有効期間は、2012年10月1日から2014年9月30日までとする。

と記載するか、

本契約の有効期間を、本契約の満了日から1年間延長する。

という内容にしないといけないと思うのですが、大手企業であっても、上記のような覚書を提示してくるケースがあり、困惑してしまいます・・。

もしかしたら、私の考えすぎで、上記カッコ内のような期間延長の覚書を締結しても、特に問題ないのかもしれませんが、個人的には腹に落ちないので、今後とも、上記のような覚書の提示を受けた場合は、修正依頼をし続けていきたいと思います。

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主に、週末にブログを更新する予定です。

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