書籍:女子大生マイの特許ファイル

今般は、最近流行りの萌え本(従来は「堅い」イメージで捉えられがちであった
ジャンルの書籍に、萌え絵をアクセントとして掲載した本 defined by Wikipedia)に
分類されるであろう「女子大生マイの特許ファイル」という本を読んでみました。

本書では、特許事務所にてバイトしているマイが、当該事務所の弁理士先生が
大学の講義で使用する「面白い特許」を探すという仕事をしていく過程で、
徐々に特許についての基本知識・応用知識を身に付けていく、というストーリーです。

本書の表紙にはマイの絵がデカデカと記載されていますので、電車の中で読むときには
表紙を手のひらやブックカバーで隠すなどの配慮が必要となりますが(笑)、
内容はといいますと、特許登録の要件から、職務発明の対価の算出方法、審判取消訴訟、
外国出願をする場合のパリ条約ルートとPCTルートの違いまで、特許出願から出願後の
訴訟対応に至る一連の流れの知識を、ツンデレのマイと一緒にストーリー形式で
しっかり勉強出来ますので、特許制度の上っ面を舐めただけの底の浅い内容なんだろうな、
という先入観をいい意味で覆されました(←失礼しました)。

さらに、本書では、取り上げている面白い特許の発明者本人や関係者(ビートたけし、
青色LED訴訟で有名になった中村修二氏、ホリエモン、ドクター中松氏等)に
ちゃんと取材してコメントを得ているところも希少で面白いなと思いました。
しかし、管直人元首相が弁理士で、マージャンの点数計算機なんて特許を出願していた
なんて知りませんでしたね(笑)

特許の基礎知識を得たいけど、普通の基本書を読むのは敷居が高いなと感じている方や、
私のように、知的財産管理技能士の試験が来月まで迫っているにも拘わらず、
勉強になかなか踏み出せない方は、本書を読んでモチベーションをアップさせては
いかがでしょうか。

<目次>
1章 マイ、「発明とは何か」を知る
2章 マイ、「どんな発明が特許になるのか」を知る
3章 マイ、「特許を受けられる者」について知る
4章 マイ、「特許情報の調査」について知る
5章 マイ、「出願から登録まで」について知る
6章 マイ、「特許権の成立後」について知る
7章 マイ、「外国でも特許を取る方法」を知る

女子大生マイの特許ファイル女子大生マイの特許ファイル
(2010/12)
稲森 謙太郎

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ : ビジネス
ジャンル : ビジネス

カレンダー
09 | 2011/10 | 11
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

hitorihoumu

Author:hitorihoumu
35歳 男 二児の父
主に、週末にブログを更新する予定です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: