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元総務&法務担当の部屋     

これまで、ある企業で約十数年間、法務担当(+α)として仕事に従事していた者です。最近、財務・経理部門に移動しました。このブログは、仕事に関する書籍を読んだ感想や仕事を通じて感じたことを備忘録として書き留めておく為に立ち上げました。
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OJTを受ける場合はメモを取りましょう(極当たり前の話:他部署に異動して2ヶ月目)

1.財務・経理部門に異動して早2ヶ月が経ちました。

2019年1月13日にUPした下記記事にも記載しましたが、今の会社に転職で入社して十数年、ずっと法務畑(+α)を歩んできましたが、2月に財務・経理部門に異動して早2ヶ月が経ちました。

  この度、社内転職(と言ってもただの社内異動)をすることになりました
  http://hitorihoumu.blog47.fc2.com/blog-entry-616.html

他部署から管理職として異動しましたので、新卒で財務・経理部に配属された方のように、何年も掛けて一から全ての細かい処理を徐々に覚えていく予定はありませんが、承認者となるにしても(また、近い将来、海外駐在員になる為にも)、当社基幹システムの基本的な処理方法や経理・財務の業務プロセスを理解しておいた方が良いということで、若手部員にも聞きながら必要な知識、処理方法の理解・吸収を進めています。

そんな中、当社は3月決算会社なので、4月に入ってから、通常の月次業務に加えて、決算、開示業務もプラスされ、6月の株主総会が終了するまでは常時、かなり忙しい状態が続きそうです。これまでの法務担当時代とは異なり、かなり季節労働者的な感じになっています。

異動後、覚えることがたくさんあってなかなか大変で、財務・経理の知識不足を痛感していますが、法務部門自体と比較して、自身の成長の余白部分がたくさんあることを感じて、なんだかワクワクしています。

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2.メモを取ることの重要性について

財務・経理部門に限らず、当社の各コーポレート部門は、少数精鋭といえば聞こえはいいですが、人員に余裕は無く、ギリギリの人数で回しています。その為、教える側もたくさんの自分の業務を抱えている為、手取り足取り、懇切丁寧に教えている余裕はありません。(とはいえ、ギスギス感、切羽詰っている感は無く、若い部員が多いので和気藹々とやっています。)

「何度か処理すればその内、覚えられますと~」と教育担当の女性部員に優しい言葉は掛けて貰っていますが、同じ質問を二度しないで済むように、マニュアルが無い処理については、PCでキャプチャを都度とりながら、ワードに処理の流れを打ち込んでいき、その場でマイマニュアルを作成しつつ処理を進めています。

ここまで、人に話を聞くときはメモを取るべきという、社会人として極当たり前の話を書いてきましたが、(特に若い人で)メモを取らず、何度も同じ質問をしてくる人がいて驚きますね。人の時間を奪うことに対する意識が低いのでしょう。

「一回で覚えられるよ」という人でも、メモを取ることで、頭の中をより整理しながら話を聞くことが出来ますし、教えている側としても、書いている内容を見れば相手の理解度合いを把握出来る利点もありますので、極当たり前の話ですが、人の話を聞くときはメモを取りましょう。



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
すらすら図解 貿易・為替のしくみ
(後藤 守孝氏、軽森 雄二氏、粥川 泰洋氏著作)

[本書で参考になった内容等]
・3,000万円相当を超える金額の支払または受領をする場合は、主に銀行を介して日銀経由で財務大臣宛に「支払い又は支払いの受領に関する報告書」を提出して当該金銭の授受を報告する義務がある。

・裁定相場
 東京外国為替市場では、米ドルを中心に通貨の売買が行われており、米ドル以外の通貨と円との相場は、米ドルを介在する相場となっており(=裁定相場)、基準相場である(ドル円)とクロスレートの2つの相場から算出する。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
経理でプロフェッショナルを目指す人のための最強の経理実務Excel教本
(高橋 良和氏著作)

[本書で参考になった内容等]
・絶対参照と相対参照は「$」を自分で入力しなくても「F4」ボタンを押すだけで切り替え可能

・ピボットテーブル上の合計金額が、本来の数字と異なる数字となっている場合、「値フィールの設定」が「データの個数」となっている場合があるので、その場合は上記設定の変更が必要。

・関数エラーの内、データ側のエラーとして良くあるのは

 (1)データの中に余計なスペースが含まれている。
 (2)見た目は数値だかがデータの種類が文字になっている。

・「セルの書式設定」の「ユーザー定義」にて以下の通り設定すれば
 千円、百万単位の表示が可能(この機能は今更ながら本書で知りました・・)

 「#,##0,」 千円単位で表示(百の位以下を非表示)
 「#.##0,,」 百万単位で表示(十万の位以下を非表示)

・Excelにおける「日付」はシリアル値で入力される。
 シリアル値「1」=「1900円1月1日」が基準

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
外貨建取引会計の実務〈第2版〉
(新日本有限責任監査法人 編集)

[本書で参考になった内容等]
・所得を課税標準とする外国税であれば外国税額控除の対象となるが、資本等を基準とする税のように、所得を課税標準としない税は外国税額控除の対象とはならない。

・外国税額控除は、内国法人の各事業年度の所得に対する法人税額に国外所得割合を掛けた金額が限度となる。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
図解でスッキリ 収益認識の会計入門
(新日本有限責任監査法人 編集)

本書は2018年3月30日に公表された「収益認識会計基準」(2021年4月1日以後に開始する会計期間から適用開始)を解説した本です。

[本書で参考になった内容等]
・収益を認識するタイミング
「約束した財またはサービスを顧客に移転することによって履行義務を充足した時にまたは充足するにつれ収益を認識する」

・合意された仕様に基づく品質保証の提供は「財やサービス」と別個の収益認識単位とは考えない。但し、保証サービス(顧客の落ち度による故障の無料保証等)は、取引価格の一部を配分して収益認識を行う。

・下記の3つの買戻契約は、販売された財の支配が顧客に移転しているか否かで大きな相違がある。

 (1)「先渡取引」(将来の特定時期に特定物を特定価格で取引する約束)
 (2)「売主が財を買い戻す権利を有している買戻し契約」
 (3)「顧客が売主に対し財の買戻しを要求する権利を有している買戻し契約」

・収益認識時期(原則)
 特注品の取引:顧客の検収が無ければ収益認識不可
 汎用品の取引:収益認識に必ずしも検収が必要とは言えない
 (顧客の受領で履行義務が充足して収益認識可能)

・収益認識時期(例外)
 国内販売においては出荷基準の採用OK。但し、内部統制上、出荷時から支配が移転される時点までの期間が「通常の期間」であることを検討するプロセスが必要となる。

・有償支給取引
代替的な取り扱いとして、原材料の支給に係る収益、原価は認識しないが、原材料の消滅を認識することが出来る。(期末の棚卸資産として認識する必要はない。)

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
会社の税金 元国税調査官のウラ技
(大村 大次郎氏著作)

[本書で参考になった内容等]
「下取り」と合わせて資産の「買い替え」をする場合は、営業担当と交渉して下取り価格を上げるよりは、購入価格を値引きして貰った方が税負担を抑えられる。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
図解 いちばんやさしく丁寧に書いた 法人税申告の本(19年版)
(須田 邦裕氏著作)

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
(大西 泰斗氏、ポール・マクベイ氏著作)

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
IFRS(国際会計基準)の基本 (日経文庫ビジュアル)
(飯塚 隆氏氏、有光 琢郎氏、前川 南加子氏著作)

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
経理、総務、経営企画部門担当者のための月次決算書の見方・説明の仕方
(和田 正次氏著作)

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
外国為替の実務 (日経文庫)
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング著作)

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(中国の訴訟)「結審率」が裁判官の給与に影響を与えることに留意して判断すべし 他

(1)(中国の訴訟)「結審率」が裁判官の給与に影響を与えることに留意すべし

遅ればせながら、Business Law Journal(BLJ)(2019年2月号)に掲載されていた「中国における債権回収 第3回 訴訟・仲裁(野村高志 弁護士、志賀正帥 弁護士 著作)」という記事について心に留まったので、書き留めておきたいと思います。

早速ですが、参考になった箇所を以下の通り抜粋させて頂きます。


中国の裁判官には、審理期間の延長を申請することなく法定審理期間内に事件を処理することが求められており、これを数値化した「結審率」(=法定審理期間内に結審した事件の割合)が裁判官としての能力を評価するための重要な要素の一つになっている(注7)

(中略)

(注7)実際には、結審率は、その裁判官の翌年度のボーナスにも影響するといわれている。



以前、私の所属会社の中国子会社が某中国企業と訴訟をしていた際、裁判官の都合(休暇、病気、多忙による手続遅延等)で訴訟の進行が遅延しているのに、法定の審理期限(原則、第一審は6ヶ月、第二審は3ヵ月)が経過した頃、

「このまま審理を進めても当方に不利な展開となり、判決が出る可能性が高いので、早く和解した方が良いのでは。」

「裁判所内で本案件が法定の審理期限内で結審していないことが問題視されており、担当裁判官としては上から早く裁判を終わらせるようプレッシャーを掛けられて困っている。矛を収めては貰えないでしょうか。」

みたいなことを裁判官から言われて、和解を強く迫られた経験がありました。

当方や当方弁護士としては、裁判官の上記見通しについては大いに異議があるところであり、裁判官の受けているプレッシャーなんか、当方としては知らんがなというところですが、一概に無視することは出来無いのが難しいところです。

裁判官が自分の評価への影響を考えて、無理やり和解させようとブラフを掛けてきているのか、もしくは、徹底的に争う姿勢を見せた場合、本当に裁判官の言う通り当方に不利な展開となるのかは分かりませんでしたが、上記ケースでは総合的に考えて、早期に解決する道を選択しました。

中国で裁判を行う場合は、裁判官に上記プレッシャーが掛っていることを念頭に判断した方が良いですね。



(2)中国の裁判官は証拠の真偽性について性悪説


中国の裁判実務では、「証拠は捏造されるおそれがあるものである」という性悪説に立っており、直接証拠の原本の提出が極めて重視されると同時に、証拠の偽造の可能性の有無については厳しく吟味されるように感じられる。しかも、中国の民事訴訟における偽証に対しては偽証罪が成立しないため(注12)、偽証に対する抑止力が乏しいという背景もある。
その為、(中略)裁判官は証人の証言を証拠として採用することに極めて慎重

(中略)

(注12)我が国では、民事訴訟および刑事訴訟のいずれにおいても偽証罪が成立し得るが、中国では刑事訴訟での偽証しな犯罪を構成しないとされている。



以前、私が所属している会社の中国子会社が某中国企業から売掛金を回収することを目的として裁判を提起した際、当方が裁判時に証拠として提出した、裁判前に相手方から入手した「債権残高確認書」について、先方から偽造の主張があり、印鑑鑑定の申立てを受けて鑑定手続が進められたケースがあります。

時間稼ぎの為とはいえ、どの口が言っているんだと思いましたが、申立てが出た以上は裁判官も受理するしかないのでしょう。結局、本物と認定されましたが、「債権残高確認書」を代表者の面前でサイン・捺印を受けて受領するのではなく、担当社員を介して原本を受領したことが、偽造したと主張する余地を相手方に与えた部分もありました。

その為、全てにおいて以下のように対応出来無いとは思いますが、中国における裁判で主張する際のエビデンスとなり得る書面を紛争の相手方と取り交す場合は、極力、面前で受領したり、(双方サイン済の)議事録に受領した事実を残す等、証拠能力のUPに向けて対応したいものですね。

[その他、上記記事で参考になった内容等]
中国の訴訟実務における訴訟チェーンの存在



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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
勘定科目別 仕訳処理ハンドブック (平成27年11月改訂)
(田村 雅俊氏、鈴木 義則氏、佐藤 昭雄氏、牧村 耕一氏著作)

[本書で参考になった内容等]
・保険料は前払いされる場合が多いが、1年分の保険料であれば、継続処理することを前提に、支払い時の損金にすることも認められている。

・免税と非課税の売上は消費税が課されない点では同じであるが、非課税はその売上に対する課税仕入れについて仕入税額控除が出来無いのに対して、免税はその売上に対する課税仕入れについて税額控除できる点が異なる。

・法人と雇用関係にある執行役員は、原則、法人税法上の役員には該当しない。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法
(戸塚 隆将氏著作)

[本書で参考になった内容等]
著者は、仕事の帰り道にオフィス近くのカフェに立ち寄って英語の学習をすることで、仕事モードのまま英語の学習が出来るのでオススメと、英語学習の時間を確保する方法を解説されていました。

私も上記方法は利用しています。家に帰ると休憩モードに切り替わって自己学習する気が失せてしまい、YouTube等で無駄な時間を過ごしてしまいがちになりますが、英語の学習に限らず、仕事関係の本を読んで勉強したい場合は、帰りにカフェに立ち寄ることで、まだ集中力が切れていない状態で本と向き合えるので良いですね。

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(eラーニング)パワポから合成音声付き動画教材が作れるソフト

私の所属会社では、受講者を一堂に集めて行う集合研修の他、各種テーマについて自社で作成したeラーニング動画教材を配信して社内教育を実施しています。

従来は、パワポのノート部分を(eラーニング教材の制作会社から紹介を受けた)プロのナレーターが読み上げた音声を作成し、パワポのスライドと組み合わせて動画教材を作成していました。

しかし、先般、ノート部分を機械が読み上げた人工音声を組み込んで動画教材を作成出来るLOGOSWARE社の「STORM V」というソフトを会社が購入した為、某法律のテーマについて私がメイン担当となってeラーニングの動画教材を作成してみました。

LOGOSWARE社のHP
https://suite.logosware.com/storm-maker/

当初、人工音声のクオリティに不安がありましたが、完成して初めて試聴したところ、ところどころイントネーションがオカシイところがありましたが、なかなかのクオリティとなっていました。(私みたいに滑舌が悪くて聞き取り難い)下手な人間のナレーターを使うよりは、よっぽど聞き易い内容でした。最近のAI技術はすごいですね~。プロのナレーターという職業は近い将来、淘汰されていくでしょうね。

このソフトがあれば、例えば、大学教授が講堂で講義しなくても、人工音声付のeラーニング教材を予め作成しておいてオンライン配信し、教授は自宅のソファーでコーヒーでも飲みながら生徒の試聴状況を観察し、受講者が質問したい場合はメールやチャットで受け付けて、インタラクティブに質疑応答する授業が成り立ちそうですね。

また、電子書籍のテキストを使って上記のようなソフトで音声化すれば、オーディオブックを自作出来そうですね。ググっていませんが、既にそんなソフトが既に存在するかもしれません。

最後に、不要な情報ですが、上記ソフトで音声化した際、誤って認識されて音声化された、(個人的に)クスッと笑えたフレーズを一つ、書きとめて筆を置きたいと思います。

(ノート部分)
うっかり○○法に違反しないよう、十分、注意するようにしましょう。

(音声化された内容)
うっかり○○法に違反しないよう、10分、注意するようにしましょう。

(突っ込み)
たった10分間だけ注意すればいいなんて( ´,_ゝ`)ププ



(注1)
上記箇所は、ノート部分の「十分」を「じゅうぶん」と変更することで正しい内容に音声化されるよう訂正しました。

(注2)
この記事では、LOGOSWARE社の「STORM V」の購入を推奨する意図は全くありません。上記ソフトを選定したのは当社の人事部門で、選定時に他のソフトと比較した結果等は把握しておりません。上記のようなソフトの導入を検討する場合は、他のソフトも含めて色々と検討することをオススメします。




<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
富裕層のバレない脱税―「タックスヘイブン」から「脱税支援業者」まで
(佐藤 弘幸氏著作)

[本書で参考になった内容等]
・宗教法人の脱税方法(一例)
宗教法人でも収益事業には課税されるが、出家信者を従業員にして、利益が出ないように信者の人件費で調整にする。信者の銀行カードは宗教法人が所持しておき、給与振込み後、ATMから全額を出金して小遣い程度を当該信者に手渡し、残額を宗教法人の活動資金(裏金)にする脱税方法あり。

・海外の不動産を購入する際、海外の売主と結託して、実際の金額(例えば1億円)よりも高い金額(例えば2億円)の売買契約書を裏で作成。2億円を海外送金し、日本の税務当局に知られることなく、差額1億円で海外に簿外資産を保有出来る方法あり。

・金のインゴット(延べ棒等)を香港等から密輸して日本国内で販売し、その後、海外に輸出して消費税還付を受けることでお金をゲット出来る錬金術が不良外国人や反社等の間で流行っている。

[国の脱税防止対策]
・真のオーナー情報を登録せずに第三者名義で法人登記が出来る「ノミニー制度」(名義借り制度)というものがタックスヘイブンにある場合あり。

・5,000万円超の国外財産を持つ者は、当該財産の情報を記載した調書を提出しなければならない「国外財産調書制度」が2014年から施行されている。

・所得金額が2,000万円超かつ3億円以上の財産または1億円以上の有価証券を有する者は、財産の情報を記載した調書を提出しなければならない「財産債務調書制度」が2015年から施行されている。

・税金の滞納者が租税条約の締結国に財産を保有する場合、相手国の税務当局に徴収を要請出来る「徴収共助制度」というものがある。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
(鈴木 博毅氏著作)

本書は、名著「失敗の本質」に記載されている教訓を、現代の日本のビジネスに当てはめて解説した本です。仕事をする上で多くの示唆を得ることが出来ました。今後は「失敗の本質」そのものを読んでみたいと思います。

[本書で参考になった内容等]
・目標達成に繋がらない勝利を重ねても意味が無い

・戦略の失敗は戦術では補えない

・経験則による成功法則を得ても、当該法則を他のケースに適用すべき範囲を判断することが難しい。体験的学習で一度は勝利しても、その成功要因を把握出来ていないと、長期的には敗北する。

・人事評価と人員配置は組織が発する重大メッセージ

・縄張り意識、派閥主義により、自分の義務と責任以外は無関心に

・情報が組織内でろ過・脚色されてトップに正確な情報が届かない
         ↓
 トップには現場の最前線を直接確認する意識が必要

・リーダーが組織の限界となる

・最悪のリーダーは「この人に何を言っても無駄」と部下に思わせてしまうリーダー

・空気の支配により、本来、「それとこれとは話が別」という考えが通らず、
合理的な判断が出来なくなる

・都合の悪い情報は無視されて、希望的観測が蔓延していく

・不都合な情報を隠しても、問題自体が無くなるわけではない。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
キャリアアップを目指す人のための「経理・財務」用語事典
(馬場 一徳氏、青山 隆治氏、奥秋 慎祐氏著作)

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(1)有料の自動翻訳サービスを利用してみました、(2)法務担当にとっての自動翻訳サービス

1.有料の自動翻訳サービスを利用してみました。

先般、「医薬・金融・化学・機械・IT・法務などの専門分野を、『最大精度95%=プロ翻訳者に匹敵する正確さ』で翻訳します」という触れ込みでロゼッタ社が宣伝・サービス提供しているクラウド型AI自動翻訳サービス(T-400)を試してみました。

上記サービスは、私の所属している会社の海外事業部門が、海外のサプライヤーが作成した英語の技術文書(仕様書等)を日本のカスタマーに提供する際、日本語に翻訳する必要があることから、その作業を効率化する為、導入したものです。

今回、法務部門でも英文の契約書を検討する機会があるので、もし良かったらどうぞ、ということで、上記ユーザーIDを法務部門にも発行して貰いました。

そこで試しに、上記サービスを利用して、当社の雛形英文NDAを「日本語→英語」、「英語→日本語」に翻訳してみました。その結果、誤訳があり、95%の精度かどうかは分かりませんが、いずれにしても、かなり高い精度であることが分かりました。

「T-400」は、翻訳対象のジャンルを「秘密保持契約書」等と指定した上で翻訳を掛けますので、上記指定が無い翻訳サービスと比較して、より正確に翻訳してくれるそうです。

その為、上記指定が出来無い「Google翻訳」と「T-400」の基本性能を単純比較することは出来ませんが、雛形英文NDAを「Google翻訳」でも同様に翻訳してみた結果を比較検討したかぎりでは、「T-400」の質の高さに軍配が上がりました。

十年前位に、法務未経験(一人法務)として今の会社に入社したとき、数千円で自費購入してみた機械翻訳のソフトを試してみて、その酷さに辟易してから十年が経過した今、自動翻訳の質は一昔に比べるとかなり向上していることが分かりました。

(注)
私はここで「T-400」を宣伝する意図はありません。もっと質の高い自動翻訳サービスはあるかもしれませんので、自動翻訳サービスの導入を検討しているのであれば、数社を試してみることをオススメします。



2.法務担当にとっての自動翻訳サービス

私は、これまで英文契約書を審査する際、自動翻訳サービスは利用せず、英文のままチェック・修正案の作成をしており、私の後輩達も同じように対応していまして、今後も上記スタンスを変える予定はありませんが、自動翻訳の質が更に向上した近い将来、法務部門に配属されたての英語が少し苦手な新人君は、


(1)自動翻訳ソフトを利用して審査対象の英文契約書を日本語に翻訳
(2)日本語訳で審査を行う
(3)問題がある条文について、自動翻訳ソフトを利用して修正案を作成


するようになる、という未来が見えてきましたね。

ただ、心配なのが、英語力がネイティブ並の人や、英文契約書の審査に熟知した人が作業効率の向上の為に上記サービスを利用する場合は良いとして、大量の英文契約書を読み込むことで、英語力全般の向上、英文契約書特有の表現の理解・習得をしなければならない新人の時期に、自動翻訳サービスに手を出してしまったばかりに上記機会が得られない、というのは教育上、どうなのかということです。

翻訳精度は決して100%にはならない中、一つの単語の違いで英語の意味が全く変わってしまい、自社が不利な立場になってしまう怖さがある英文契約書の作成・審査業務において、法務担当が翻訳サービスに信頼しきってしまって良いのか。

自動翻訳の更なる質の向上により、上記は杞憂となるかもしれませんが、自動翻訳の利点と弊害についてはよくよく考えた方が良さそうですね。



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)
「経理のしごと」がわかる本〈入門〉
(高下淳子氏著作)

[本書で参考になった内容等]
・「飲食費用の2分の1損金算入の特例」により、得意先等との飲食費用が1人あたり
 5,000円を超える場合、その50%相当額を損金参入できる。

・得意先との接待費用について、飲食費用だけを抜き出して損金算入することは出来無い

・支出側で損金となる費用は、受取側でも益金に算入される、というのは
 税法の基本的な考え方

・非課税売上にのみ要する課税仕入に関する消費税は、売上にかかる消費税から
 控除出来無いので、当該消費税相当額は事業者がコスト負担する。

・資産の譲渡の場合、譲渡が行われた際にその資産が所在していた場所が国内であれば、
 国内取引と判断する。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
一夜漬け消費税「できる!」経理担当者入門
(金井 恵美子氏著作)

[本書で参考になった内容等]
・消費税制度にインボイス方式を採用した場合、インボイスを発行しない免税事業者からの
 仕入は控除対象とはならない為、その結果、免税事業者は取引相手として敬遠されてしまう。


[hitorihoumuメモ]
以前、聞いた話ですが、インボイス(発票)方式を採用している中国において、課税事業者の売主側が色々と理由を付けてインボイスを発行してくれない為、買主側の会社では仕入税額控除の対象にすることが出来ず、何度も催促してやっとインボイス(発票)を発行して貰ったということがあるようです。

売主の発行遅延の言い分としては「経理処理遅延」のようでしたが、売主はインボイス(発票)の発行を基準として売上計上をしていることから、インボイス(発票)を意図的に発行しないことで売上から除外し、税金を低く抑える意図もあったのではないかと話しておりました。インボイス方式の負の側面の一つですね。



・免税事業者は仕入税額控除が出来無いので、仕入時の消費税は免税事業者の負担となることから、
 消費税の負担を考慮した販売価格の設定が必要。

・非課税措置は、事業者に課税しない措置ではなく、税の負担を消費者から事業者に
 付け替えるもの。
 非課税売上の為の課税仕入があっても、事業者はその消費税を税額控除が出来無い。

・資産の交換を行った場合、税法上は、「保有する資産の売却」と「新しい資産の購入」を
 同時に行ったことになる。
 消費税には、法人税のように交換によって譲渡した資産の譲渡益課税を繰り延べる特例は無い。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
ストーリー形式で楽しく学ぶ 経理部員1年の仕事
(新日本有限責任監査法人 編集)

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
経理に配属されたら読む本
(村井 直志氏著作)

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行政当局による立ち入り調査時の心得(=聞かれたことにだけ簡潔に回答すべし)

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

年明け1回目の話題がこれで良いのかということはありますが、「書きたい時が書き時」ということで、表題のテーマについて書いておこうとおもいます。

私が所属している会社に、以前、公取委、中小企業庁による下請法に基づく立ち入り調査や、国税局による定期調査、東京税関による事後調査等が入った際に、管理部門の担当者として対応して感じたことですが、行政当局の調査官との面談時には、聞かれたことにだけ簡潔に回答するよう徹底したいものですね。

上記心得は、調査対応に慣れている管理部門の方であれば当然のように認識されている心得かと思いますが、調査対応に慣れていない営業部門等の方は、持ち前のサービス精神と、緊張から来る多弁が相乗効果を発揮して、聞かれてもいないことを回答してしまう方がいます。

行政の立ち入り調査時に嘘をついた場合、嘘は後で必ずばれますし、嘘がばれたら心証は最悪となりますので、嘘は厳禁ですが、立ち入り調査は面接の自己PRの場ではありませんので、聞かれていないことまで丁寧に長々と回答する義務はありません。

必要最小限の回答をしたとしても、調査官は気になることについて質問してきますので、会話は成立します。そんな中、不用意に余計な発言をしたばっかりに、その内容が呼び水となって、出来れば調査で触れられたくないテーマ・事項に調査官の質問・興味が及ぶリスクがあります。

その為、調査間との面談に先立ち、想定問答を作成することは重要ですが、面談者が調査慣れしていない場合には特に、想定問答の作成以上に、聞かれたことだけ簡潔に回答するよう、上記心得について十分レクチャーしたいものですね。



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
元国税調査官が書く 税金に殺されない経営
(垂水毅氏著作)

[本書で参考になった内容等]
・調査官は、指摘事項があると調査先に修正申告を慫慂(しょうよう)する。
 「慫慂」とは「それとなく促す」という意味。
 調査官の目的は不正の発見であり、発見した不正に調査先がどう対処するかは、
 「自己申告の原則」に則っている。

・通達は、国税庁が各国税庁・税務署に課税基準等を示したものであり、法律ではない。
 税務調査の結果に同意出来ず、国税不服審判所に不服を申し立てた場合、審判所では
 法律に立ち返って判断することになる為、審判所の判断で国税側が負けるケースがある。

・税務調査の情報源の一つとして、「国外送金等調書制度」がある。
 現在では、100万円超の海外送金について、金融機関が税務署へ届出する義務があり、
 その調書から、脱税目的で海外に送金した件が発見されるケースあり。

・税務調査では、調査を受ける側の事前のストーリーの組み立て方によって結果が変わるケースあり。
 その為、説明の方向性については十分検討すべし。
 同じ話をするにしても、その言い方によって調査官の認識、印象が異なる場合がありますので、
 ストーリーを組み立てる場合には、説明の仕方、持って行き方に注意したいものですね。

・消費税制度上、企業は、消費者から預っている消費税を支払うだけという建付けであるものの、
 実態としては、大きな資金繰りの負担となる。

・会社が傾き始めて経営者を悩ませるのは、黒字の場合に支払義務が生じる法人税よりも、
 黒字・赤字に関係なく支払義務が発生する消費税・源泉徴収税額の方が大きい、というケース多し。

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
(カレン・フェラン氏、神崎 朗子氏翻訳)
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[本書で参考になったフレーズ等]
「マネジメント本」はまじめに読むとばかばかしい
  (中略)
優れたマネジメントスキルとは、よい関係を築くためのスキルだ。ひと言、それに尽きる。あれこれ考えすぎることは無い。テクニックや理屈の問題ではないのだ。どうすればよい人間関係を築けるのかを理解すればよい。




<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
「できる経理マン」と「ダメ経理マン」の習慣
(佐藤 昭一氏著作)
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[本書で参考になったフレーズ等]
「できる経理マンはサービス業のプロを目指し、ダメ経理マンは職人を目指す」

「顧客満足度を高めなければならない」

「いいサービスかどうかは経理スキルが高いかどうかではないのです。
 経理のわからない人からみたらわかりやすさや心地よさが大事」

[hitorihoumuコメント]
上記3点は管理部門全般に言えることですね



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学
(cis氏著作)
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[本書で心に留まった箇所、再確認させられた考え方等]
・cis氏の取引の仕方は基本「順張り」

・割安とか割高というのは思い込みに過ぎない。

・一所懸命に財務分析したとしてもその内容は既に株価に織り込み済み。

・株で一番大切なのは迅速な損切り

・株については何勝何敗と考えることには意味は無い。
 重要なのは勝率ではなくトータルでどれだけ損得になっているか。

[hitorihoumuコメント]
最後の考え方は、以前、(大学生の時に)競馬にはまっていた私に教えてあげたいですね。

競馬をしていた頃は、トータルの収支よりも勝率を重視するあまり、鉄板レースに限定して
本命を軸に流す買い方に特化していた為、よく的中して悦に入っており、
結構、的中率が高ったので、競馬場に良くいる競馬の予想屋になれるかもしれないと
半分本気で考えていた時期がありました(笑)

ただ、的中率は高いものの、回収率は高く無かったので、種銭がゆっくり溶けていきました。
今では競馬卒業して、年1回、有馬記念だけは買うようにしています・・。

株もギャンブルみたいなものですので、あくまでトータルの回収率で考えないといけませんね。

ちなみに、競馬をしていた十数年前は、競馬の予想サイト「鉄板競馬の部屋」という
個人HPを運営していまして、「応援しています」というコメントをくれるような、
固定ファンも少数ながら付いていました(笑)

上記HPは約20年前から更新しておらず、プロバイダから削除されてしまっていますが、
競馬予想サイト専門のリンクサイトに上記HPが紹介されたことがあり、
今でもまだその紹介ページが残っていましたので、以下の通り、記念に貼り付けておこうと思います。
当時、ハンドルネームを(某事情により)「和尚」と名乗っていたみたいです(恥)

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http://www2.wbs.ne.jp/~syun/link/yoso.htm



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
(シバタナオキ氏著作)

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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
こうして知財は炎上する―ビジネスに役立つ13の基礎知識
(稲穂 健市氏)
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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
一問一答で学ぶ 会計の基礎 (一問一答シリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2016/8/11
(松浦 剛志氏、 蝦名 卓氏、松浦 圭子氏著作)
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<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
なぜ金利が上がると債券は下がるのか?
(角川 総一氏著作)
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