FC2ブログ

総務&法務担当の部屋     

現在、ある企業で法務担当として仕事に従事している者です。このブログは、特に法務に関する書籍や仕事を通じて感じたことを備忘録として書き留めておく為に立ち上げました。
2018年08月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2018年10月
TOP ≫ CATEGORY ≫ 法務

「ポッキー」は、「オープン&クローズ戦略」の事例として妥当なのか・・。

今般は、「レシピ公開『伊右衛門』と絶対秘密『コカ・コーラ』、どっちが賢い?:特許・知財の最新常識(新井 信昭氏著作)」を読んでみました。

早速ですが、本書で心に留まったといいますか、引っ掛かった箇所を以下の通り抜粋させて頂きます。


経済産業省が発行した『ものづくり白書2013』では、この「オープン・クローズ戦略」が推奨されました。
アイデアを他社に使わせることを「オープン」といい、使わせないことを「クローズ」といいます。
「オープン」は、アイデアを公表して自由に使わせること、自分の特許をライセンスして他者に使わせること、などを意味します。
一方、「クローズ」は、アイデアを秘密にしておくこと、自分の特許を他社に使わせないことなど、「オープン」とは真反対となります。



ポッキーが半世紀も勝ち続けている理由

(中略)

ポッキーの作り自体は一見すれば分りますから、模造品を作ることは簡単に思えます。でも、模造者がその製造設備を独自に、一から開発するのは至難の業です。不可能とはいいませんが、長い時間と多額の費用が必要となるでしょう。

(中略)

ポッキーという形状は見せるけれども(オープン)、製造設備、製造方法を門外不出、「見せない、出さない、話さない」にした(クローズ)。ポッキーの勝利はいわば「オープン・クリーズ戦略の勝利」といえるのです。



下記URLに記載されている特許庁が作成した「オープン&クローズ戦略」の解説資料によると、「オープン&クローズ戦略」では、「技術などを秘匿または特許権などの独占的排他権を実施するクローズ・モデルの知財戦略に加え、他社に公開またはライセンスを行うオープン・モデルの知財戦略を取り入れ、自社利益拡大のための戦略的な選択を行うことが重要。」と解説されています。

独立行政法人工業所有権情報・研修館HP 掲載資料
http://www.inpit.go.jp/content/100578260.pdf

上記の通り、「オープン&クローズ戦略」における「オープン」は、「クローズしない」ということではなくて、戦略上、積極的にオープン(自社技術の使用を許可)することで、自社技術の標準化、無償実施によるデファクトスタンダード化、特許権に基づくライセンス等を狙うことであり、クローズした技術と相まって、自社の利益の最大化を図ることが、「オープン&クローズ戦略」かと思います。

上記定義でいうと、本書で取り上げられているポッキーのケースは、「クローズ戦略」であり、「オープン&クローズ戦略」ではないような気がしますが、どうなのでしょうか?

私の理解・認識不足でしたら申し訳ありません orz

なお、上記解説箇所を除けば(なんか偉そうですみません・・・)、本書では特許・知財に関して分り易く解説されていて、さらっと読めますので、知財周りについて理解を深めたいという方には、入門編としてオススメします。

resipi_convert_20180909092130.jpg



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった雑誌)>
ビジネスロージャーナル 2018年10月号
Q&A 法務相談の現場から 今月の相談>>取下げ依頼のあった内部通報はどう扱うべきか
中島経営法律事務所 弁護士 寺田寛氏著作

※ビジネスロージャーナルは定期購読して、いつも読んでいますが、
 今般は、下記記事が参考になったので抜粋させて頂きます。

[上記記事で心に留まったフレーズ]
内部通報制度は通報者のための制度ではない



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった雑誌)>
ビジネス法務 2018年9月号
「特集1  新規ビジネスを成功に導く 法的リスク突破力
具体的影響、代替案を経営層・事業部門への法的リスクの伝え方」 
株式会社メルカリ 弁護士・ニューヨーク州弁護士 岡本 杏莉氏著作

※ビジネス法務は定期購読して、いつも読んでいますが、
 今般は、下記記事が参考になったので抜粋させて頂きます。


[上記記事で心に留まった箇所]
「インハウスロイヤー・法務部にとっては、「案件を受任する」すなわち事業部門から相談が来るのを受身で待っているだけでなはなく、自主的に案件を探しに行くこと、および、法務部に相談がくるような体制を作ることが重要であると考えている」
(中略)

新規事業の開始や契約等の場合には、必ず法務部に相談するようにという社内フローを整え、事業部門に対する周知・徹底を行うことも重要である。」



[hitorihoumuメモ]
以前、他社の法務の方(一人法務)と話をしていた際、その方の会社では、社内(営業担当等)における法務の重要性に関する意識が薄く、また、社内に契約審査のフローは整備されていない為、日々、法務に早めに相談してくれるよう自分を売り込んでいく社内営業をしているものの、なかなか浸透しないので大変だと話されている方がいました。

法務の重要性を社内に啓蒙していく活動も法務として大切なことですが、もし、これから法務職として転職しようとしている方は、面接等で、契約審査や法務相談の社内フロー・運用方法を質問して、入社してからどんな感じで仕事をすることになるのか、確認した方が良いですね。

入社候補先の会社が、トップダウンで法務体制の強化に動いてくれる会社であれば法務として動き易いですが、一から自分で上記体制を構築していかなければならないのは、一部の気概の高い方を除いて、人によってはなかなかしんどく、入社後のミスマッチに繋がりますからね。

と、今、私は転職を検討しているわけではありませんが、上記記事の趣旨とは異なるものの、個人的に感じたことを書いておきました。



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
世にもおもしろい英語(小泉 牧夫氏著作)

yonimo_convert_20180909092152.jpg
スポンサーサイト

ミャンマー新会社法施行(2018年8月1日)により会社の再登記が必要となります。

先般、西村あさひ法律事務所からメール配信された「アジアニューズレター2018年8月臨時号」では、下記トピックスが解説されていました。

https://www.jurists.co.jp/ja/newsletters/asia_1808.html


 [トピックス]
 I. インドネシア:事業ライセンス等に関するOSSシステムの導入
   (吉本祐介、杉本清、Luky Walalangi)

 II. ミャンマー新会社法の施行 (湯川雄介、鈴木健文)

 III. ミャンマー卸売・小売規制アップデート (湯川雄介)



上記トピックスの内、上記Ⅱでは、2018年8月1日付でミャンマー新会社法が施行され、その影響として、2018年8月1日から2019年1月31日までに、既存の会社・支店・駐在員事務所は再登記手続きを行わなければならず、これを怠った場合、会社登記が抹消される等の措置が取られる旨、解説されていました。ミャンマーに拠点を置いている会社は気をつけたいものですね。

なお、上記ニューズレターには記載はありませんが、ある情報筋によると、支店・駐在員事務所をミャンマー内に設けている会社は、再登記手続き時、付属書類として下記書類も提出する必要があるようです。


 [必要書類]
 (1)本社の定款(英語+ミャンマー語訳文)

 (2)現地代表者及び本社取締役のNRC(国民登記証)またはパスポートコピー

 (3)Certificate of Incorporation(会社設立証明書)のコピー



自社の取締役からパスポートコピーを取得するのに一苦労かかる会社(超大会社 or 上場会社の子会社(自社に親会社派出の取締役が選任されている会社)等)もあるかと思いますが、上記書類提出はどうやら避けられない道のようですので、面倒だからといって入手・再登記手続きを先送りした結果、いつのまにか期限切れになって、もっと怒られる、ということにならないようにしたいものですね・・(((((( ;゚Д゚)))))



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
事業担当者のための逆引きビジネス法務ハンドブック
M&A契約書式編(塩野 誠氏、宮下 和昌氏著作)

[本書で参考になった内容等]
1.表明保証の法的性質としては下記3点が考えられるが、通常、下記(3)と解されるとのこと。
法的性質で後々、揉めないように、契約の効果について具体的に契約書に明記した方がいですね。

  (1)債務不履行責任
     (表明保証者の帰責性が必要)

  (2)瑕疵担保責任
     (信頼利益の補償に限定される、商法526条が適用される可能性ある等)

  (3)当事者の特別な合意としての「損害担保契約」に基づく責任
     (表明保証者の無過失責任)

2.表明保証者が法人の場合で、表明保証の対象を「知りうる限り」と限定した場合、
  具合的に誰の認識を基準とするかと言う問題が残るので明確にすべし。

3.スタンド・アロン問題
  株式譲渡の実行により売主による対象会社への支配が失われた結果、
  当該支配関係にあることを前提として、売主から対象会社に
  提供されていたサービスなどが提供中止とならないよう、買主の立場としては、
  場合によっては、株式譲受後も当該サービスが対象会社に対して継続提供されるよう、
  契約上で手を打つべし。

gyakubiki_convert_20180831225056.jpg



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
コハダは大トロより、なぜ儲かるのか? (林總氏著作)

kohada_convert_20180831225112.jpg

何かを記憶するにはストーリーを自分で作って覚えるべし

特に法務・総務系のネタが無いので、小話というか日記を書いておきます。
興味の無い方はこちらへどうぞ →  https://www.yahoo.co.jp/

1.何かを記憶するにはストーリーを自分で作って覚えるべし

最近、物忘れがヒドイと嘆くそこのあなた!何かを積極的に記憶しなければならない場合は、これからご紹介する方法で覚えるよにようにしてはいかがでしょうか。

例えば、かなり身近な話題としては、居間のソファーで寝っ転がってテレビを見ていたら、奥さんから、「後で玄関にある花瓶の花に水をあげておいね。私はこれから外出しちゃうから、お願いね!」と言われたケース。その場で「分かったよ。」(心の声:面倒だな)」と生返事しただけでは確実に忘れるでしょう。返事をした本人としても、これは忘れそうだなぁと感じたものの、後で水をあげてないことで小言を言われたくはない。

そんな時は、例えば、


「自分が外出しようとして玄関に近づいたら、急に花瓶が落下して大きな音とともに粉々に割れ、割れた破片で子供が血まみれになった。」



ところを強く頭に何度もイメージします。その後、花瓶に水をあげることを忘れたとしても、実際に玄関に近づいた時に花瓶が割れて子供が怪我をするイメージがふと頭に入ってきて、水をあげなければならないことに気づき、無事、奥さんに怒られずにすむでしょう。

※ちなみに、上記のような願望がある訳ではなく、あくまで記憶するために強烈なイメージを考えただけです。

このように、何かを積極的に記憶しなければならない場合には、ストーリーを自分で作って覚えるようにしてはいかがでしょうか?



2.アマチュア無線技士国家試験(4級)に合格しました

私は昨日、初級アマチュア無線技士4級を受験してきまして、無事、合格しました。

正直、個人的には無線には興味は無いのですが、近所のパパ友から度々の強い勧めを受け、

「『初級アマチュア無線予想問題集2018年版 完全丸暗記』という本からそのまま出題されるから、
 上記問題集を全部丸暗記すれば合格するから大丈夫。問題集を買っておいたからあげるよ。
 はいどうぞ。」

「小学生でも合格している簡単な試験」

「合格率は70%程度と高い」

という甘言を真に受け、

「これは受験して合格しないと度々、勧めを受けることになるな。
 受験料も5,000円とそんな対して高くないし、ここはいっちょ受験してさくっと合格してやんよ!

ということで、(止む無く)受験してみました。。。

小学生でも合格可能な簡単な試験、ということで甘く見ており、1週間前からようやく重い腰があげて上記問題集を開いて勉強を開始したところ、上記問題集の4級パートは計300ページもあり、数時間の勉強ではとても覚えきれない内容でした。しかも、私は暇を持て余した大学生でもないので、勉強出来るのは通勤時間を含めて1日2時間程度です。

また、私は無線について全く無知な上に、試験は「法規」と「工学」という2つのパートに分かれており、特に「工学」で出てくる理系な問題はすっと頭に入ってこない状況でした。

他にも読みたい沢山の本が私を呼んでいる中、仕事で疲れているの興味の無いことを覚えるのは大きな苦痛であり、途中で受験を断念しそうになりましたが、一度、受験するといった以上は意地でも合格してやろうということで、いつものように、上記暗記法を応用して覚えることにしました。

goukaku_convert_20180830125227.jpg



3.暗記方法(強烈なイメージの方が頭に残りやすい)

2010年12月18日付で本ブログにUPした、「英単語の覚え方について」という記事でも上記暗記法を紹介していますが、暗記の為にストーリーを作る際には、情景やストーリーが鮮明にイメージ出来るものを作成することが大事で、漠然とした、抽象的なイメージしか浮かばないようでは、記憶に定着しにくくなります。

その為、作成するストーリー、ゴロ合わせは、人には言えないような強烈な下ネタやブラックジョークが、頭に強いインパクトが残って思い出しやすくなります。

例えば、上記問題集(「初級アマチュア無線予想問題集2018年版 完全丸暗記)の内、下記問題と解答をそのまま暗記するとします。


本問題集P133(試験問題) 出題頻度 ★

[14-3] A級増幅器の特徴について述べているのは、次のうちどれか。

1.交流入力信号がないとき、出題側に電流は流れない。
2.出題側の波形ひずみが大きい。
3.交流入力信号がないときでも、常に出力側に電流がながれる。
4.A級以外の増幅器に比べて効率が良い。



本問題集P271(解説と解答)

[14-3]
正解 3
A級は入力信号がないときも、「いつも流れている」ので効率が悪い動作をします。
      (A級は、いつも電流が流れている)



本問題集P133 出題頻度 ★★

[14-4] エミッタ検知トランジスタ増幅器のA級増幅の特徴で、正しいのは次のうちどれか。

1.B級及びC級増幅に比べて効率が良い。
2.コレクタ回路に流れるコレクタ電流は稀有のひずみが大きい。
3.入力の有無にかかわらず、いつでもコレクタ電流が流れている。
4.ベース入力電圧の半周期だけ、コレクタ電流が流れる。



本書P271(解説と解答)

[14-4
正解 3
A級増幅は、入力信号の有無にかかわらず、いつでもコレクタ電流が流れている。



無線について無知な私には上記内容についてちんぷんかんぷんの中、この時間が無い中で、「エミッタ検知トランジスタ増幅器のA級増幅」について詳しく理解している時間はありませんし、理解したいとも思いません。

ただ、初級アマチュア無線技士4級は、上記問題集の中からそのまま出題されるということもあり、無線の知識を深めようとは考えておらず、とにかく試験にさえ受かればよい私としては、

「A級 = いつも電流が流れている。」ことだけを頭にいれることで、上記問題を乗り切ることにしました。
(日本無線協会の方、ごめんなさい)

上記を記憶する上で考えたストーリーですが、


あの人は「A級」クラスの性欲を持っているので、いつも海綿体に「電流(血液)が流れている」



と覚えることにしました。

これで、上記2問はクリアできます。こんな調子で個々の問題についてストーリーを考えていきました。

もっと強烈な下ネタのストーリーを設けたものもありますが、さすがに、それをUPした場合、私の品性を疑われてしまいますので、公表を控えたいと思います・・。



4.上記方法に対して想定される疑問

「ストーリーを考える時間があれば、問題集を何度も回せばいいんじゃないの?」という声がどこからか聞こえてきますが、一見遠回りのようでも、一旦、ストーリーを作ってしまえが、記憶のチェーンは強固になりますので、単純に問題集を繰り返し回すよりも記憶しやすくなります。

そもそも、興味の無いことをそのまま覚えるのは苦痛でしかないので、少しでもストーリーを考える楽しさを勉強に取り入れることで、何とかやりぬきました。

また、「上記方法が上手くいったのは、初級アマチュア無線技士4級は、上記問題集の中からそのまま出題される、という特殊事情にぴったりハマったからであって、他の試験には使えないのでは」という声もどこから聞こえてきますが、そんなことはありません。

無機質な要記憶対象でも、頭に残るストーリーを吹き込めば容易に記憶し易くなりますので、他の資格試験等にも活用可能な方法です。

覚え方は人それぞれなので、合う・合わないはありますが、興味出た方は試されてはいかがでしょうか?



P.S.
1.昨日、初級アマチュア無線技士4級の受験会場に行きますと、200名位いる試験会場には、何名か小学生みたいな方もいました。
私の前に座っていた受験生も小学生で、お父さんが試験開始直前前まで、鉛筆や消しゴムを用意するなど、準備の手伝いをしていました。その小学生の子も、私と同じ問題集(初級アマチュア無線予想問題集2018年版 完全丸暗記)を会場で読んでいました。

きっと、このお父さんは無線愛好家で、自分の息子にも受験させようとしたんでしょうが、こんなお父さんからしたら、私のような覚え方は邪道なんでしょうね。きっと、正攻法で、内容について理解を深めるタイプの受験対策を長居時間を掛けてさせたのでしょう。試験終了後、しばらくして、会場に貼り出された合格者一覧には、私の一つ前の受験番号は記載が無く、不合格だったようです。また受験させられるんでしょうが、何とか頑張ってほしいものです。

2.今回、上記暗記方法が上手く行ったのは、私が無線に関する知識がゼロだったこともあり、中途半端な無線の知識が邪魔することなく、ストーリーがすんなり頭に入ってきた、ということはありそうですね。

musen_convert_20180826124331.jpg



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
コツさえわかればすぐ使える 粉飾決算の見分け方
(都井 清史氏著作)

[本書で参考になった考え方等]

・関係会社向け売上は操作しやすい

・決算期の異なる関係会社がある場合は要注意

・税法上の減価償却の最高限度は会社法の最低限度。
 仮に減価償却を計上しなくても、費用が発生せずに税金が増えるだけなので
 税務当局は何も言わないが、会社法上は粉飾決算となる

・「その他の流動資産」、「その他の固定資産」、「繰延資産」、
 「その他の雑勘定」は不健全資産と疑うべし

 特に「仮払金」は資産性が無い可能性が高く、
 粉飾上の「ごみため」、「ごみ箱」と言われている。

 内訳書の前期比較で数字に変化がなければ粉飾の可能性高い

・売上の中に「その他の売上」と言う項目があれば操作した可能性あり、要注意

・PL上の法人税等が異常に小さい場合は粉飾の可能性高い

・在庫の水増しの有無は「原価率」も判断材料にして検討すべし

・中小企業の短期貸付金は本当に短期であるケースは少ない
 社長の友人等への貸付も考えられる為、内容を確認すべし。

・実地棚卸(その結果として在庫の評価損計上)をしていないという、
 意図しない粉飾の可能性あり

・未払金・未払費用(給与、賞与引当金、源泉徴収した
 所得税・社会保険料の預り金、退職給付引当金)の未計上に注意

・税金と信用のバランスを保つ為に、僅かな利益を計上しているケース多い

・PLは下から作られる

・何とか利益を作る為に、販管費の繰り延べ、未払い計上漏れ、
 営業外の雑収入計上が一番使われる。

・利益がゼロでも住民税の均等割りによる納税があるはずなので、
 未払税金がゼロの場合は粉飾

・粉飾は進化している。ぱっと見て何かおかしい。何がおかしいか
 良く分からないけど、何かがおかしいと感じた場合は、最初の印象を大切に、
 不自然な内容が無いか良く確認する。

・中小企業の決算書は粉飾していて当たり前。

mikata_convert_20180826124301.jpg

金型の製造委託は、当該金型を使った量産品の製造・加工業務を行う外注先に対して委託すべし

表題の件は、製造業、卸売業では一般的な話かと思いますが、念の為、書きとめておきたいと思います。

以下の通り、A社がB社に量産品の製造を委託する際、A社は、B社が量産品を製造する際に必要な金型をB社に発注し、完成した金型はB社の工場内にて使用されるというケースが一般的かと思います。

この場合、金型を製造するのがB社ではなく、金型製造メーカーのC社であっても、A社はB社を介してC社に金型の製造を委託するケースが多いと思います。


 1.量産品と金型の商流が同じケース

   [商流(注文書の流れ)]  ※量産品
   A社 → B社

   [商流(注文書の流れ)]  ※金型
   A社 → B社 → C社
   (金型の製造者=C社)
   (金型の納入指定場所=B社工場)



一方、レアケースとして、以下の通り、A社がB社に量産品の製造を委託する際、B社の製造に必要な金型をA社がC社に発注し、完成したC社製金型はB社に納入されてB社で使用されるというケースもあります。


 2.量産品と金型の商流が異なるケース

   [商流(注文書の流れ)] ※量産品
   A社 → B社

   [商流(注文書の流れ)] ※金型
   A社 → C社
   (金型の製造者=C社)
   (金型の納入指定場所=B社工場)



ただ、上記2の場合、B社の製造工程で量産品の不具合が発生した場合に、B社側に、


 「この不具合はA社から貸与されたC社製造の金型起因によるもので当社(B社)の責任ではない。
 その為、当社(B社)としては責任を負いかねる。
 A社の費用負担で金型が問題無い内容となるよう修理・改造して欲しい」



と主張された際、不具合の原因を特定する手間・費用が発生します。

さらに、原因究明作業を進めたものの、その原因・責任割合が明確にならない場合、金型の修正・改造が進まず、なかなか良品が作れないというケースが発生する場合があります。

そこで、原則通り、金型の製造作業自体は、製品の製造委託先とは異なる金型メーカーで実施されるとしても、金型の製造委託は、商流上、量産品の製造外注先を介して発注することで、不具合=外注先として責任の所在が明確になるよう、商流の決定時には留意したいものですね。(上記ケースに関する被相談者は語る。。)

以上、特にネタが無いので、以前、社内で発生したトラブル事例を備忘と誰かの参考の為に書きとめておきました。



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
Q&Aで学ぶGDPRのリスクと対応策(中崎 尚氏著作)

[本書で参考になった内容等]
GDPR上、個人データの処理は原則禁止であるが、処理が許容されるケースとしてGDPR第6条に定められた各種適法化事由の内、「契約の履行」について書かれた箇所が参考となりましたので、以下の通り抜粋させて頂きたいと思います。


P91
3 データ主体が当事者である契約の履行のために当該データ処理が必要な場合、又は契約締結前のデータ主体の求めに応じて手続をとるために当該データ処理が必要な場合(b)

この場合、重要なのは、契約当事者がデータ主体自身であることである。

(中略)

他方、法人との契約の履行において、担当者の個人データの処理が可能かというと、法的な契約当事者は当該担当者個人ではなく、その勤務先であるから、この適法化理由は該当せず、別の適法化事由に依拠する必要がある。



GDPRに関する外部セミナー等に参加した際、B to Bビジネスにおいても、「契約の履行」を根拠として個人データの処理をすればおk、という解説をされている方がいましたが、上記書籍抜粋の内容通り、厳密に考えるのであれば、「契約の履行」では説明が付かないですね。

B to Bビジネスでは、「管理者又は第三者によって追及される正当な利益のために処理が必要な場合(f)」を個人データの「処理」に関する根拠とするケースが多いんでしょうな。

GDPR_convert_20180819212327.jpg



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
(Testosterone(テストステロン) 氏著作)

kinore_convert_20180819212145.jpg



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
南の島のたったひとりの会計士
(屋宮 久光氏著作)

hitorino_convert_20180819212314.jpg

商社は古物営業法の許可を取得する必要があるのか?

先般、社内で古物営業法の許可申請の要否について質問を受けた為、確認した結果を備忘と誰かの参考の為に書き留めておきたいと思います。



1.古物営業法上の「古物」とは?

古物営業法上、「古物」は、同法第2条1項に定義されており、


(1)一度使用された物品
(2)使用されない物品で使用のために取引されたもの
(3)上記の物品に幾分の手入れをしたもの



のいずれかの物品を言います。

また、下記のモノは古物に該当しないと定められています。


(1)鑑賞的美術品
(2)商品券
(3)乗車券
(4)郵便切手、その他政令で定めるこれらに類する証票
(5)大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で
  政令で定めるもの



古物というと骨董品だけを意味しそうなイメージがありますが、そんなことはなく、上記例外物品を除く、かなり広範囲のモノが古物に該当し得ることになります。



2.取引先から未使用の材料を購入し、第三者に販売する行為は古物商の許可が必要か

取引先(A社)が、自社の製造の為に部材を調達したものの、やっぱり使わなかったので、商社であるB社がA社の依頼を受けて上記未使用の部材を購入し、C社に転売する場合は、古物商の許可が必要なのか?

上記1.の通り、A社から購入する部材は「(2)使用されない物品で使用のために取引されたもの」であり、除外物品には該当しないので、「古物」に該当することになります。

ただ、某警察署の古物商係の方によると、「古物」の取引を反復継続して行う場合に限り、古物商の許可を得る必要があるようで、スポット的に「古物」の取引をするような場合は、業として、古物の取引をする者ではない為、古物商の許可申請は不要とのことです。

その為、上記ケースでは、複数回にわたり、上記取引が発生するかにより、許可申請の要否を判断することになります。



3.通常のビジネスでは許可申請は必要か

上記ケースと異なり、一般的なビジネス通り、部材メーカーから部材を購入して、そのまま、もしくは一部加工・モジュール化する等して顧客に転売する取引では、当該部材は「古物」には該当しない為、古物商の許可申請は不要となります。

なので、通常のビジネスをしている限りは、古物商の許可申請は必要ないことになりますね。

以上、個人的な備忘と誰かの参考の為に書き留めておきました。



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
多動力(堀江 貴文氏著作)

[本書で参考になった内容等]
・全部自分でやる必要は無い。
 自分の貴重な時間は、自分の強みが一番発揮できる仕事に集中すべき。

・仕事が遅い人、仕事に忙殺されている人は、仕事は全て100点を
 取らなくてはいけない、という自己満足を捨てるべし。

・付き合わない人間を明確にすべき。
 誰とでも無難に付き合い、心にもないお世辞を言ったり、
 愛想を振りまいているうちに、人生は終わってしまう。
 自分の時間を奪う人間と付き合ってはいけない。

・終わらない仕事を、労働時間を増やすことで解決しようとしないこと。

・優先順位を付けず、手近にあるどうでもよい仕事から始めてしまうから、
 カオスになってしまう。

tadou_convert_20180811111624.jpg



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)
3年後に必ず差が出る 20代から知っておきたい経理の教科書
(小島 孝子氏著作)

20dai_convert_20180811111135.jpg



<超個人的な備忘メモ(最近、読み終わった本)>
法律事務職員実務講座応用編Ⅰ民事保全・民事訴訟

houritujitumu_ouyou1_convert_20180811111354.jpg